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※幡生駅の3・4番のりばにある駅名標。
上が4番のりば(山陽線 新山口方面)、下が3番のりば(山陰線 小串方面)。



山口県下関市にある幡生駅

山陽本線 下関駅の隣の駅であり、山陰本線が分岐する駅でもあります。

そんな幡生駅ですが、2019年4月に訪れると、改札口に ちょっと変わった案内看板が設置されていたので、紹介しておきたいと思います。


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こちらが、幡生駅の改札口です。

奥に 大きな案内看板が3つ並んでいます。


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案内看板は左から順に、山陽線下り(下関・九州方面)、山陰線、山陽線上り(新山口方面)となっており、それぞれ のりば番号が書かれていました。


それにしても、ちょっと異様に見えませんか?

のりばの案内看板にしては 非常に大きく、かなり厚みがあるのです。

しかも、看板の上の方から 管みたいなものが出ています。

わざわざ看板に 「列車の発車時刻は時刻標で確認して下さい。」 と書く必要があるのか疑問ですし、普通の案内看板ではなさそうです。


後日、ウィキペディア を見たところ、「かつて改札上に電照幕式の発車案内があったが、今は各方面乗り場案内の印字されたプラスチック板で塞がれている。」 と書かれていました。

つまり、この案内看板は もともと発車標だったんですね。

通常であれば、3色LEDの電光掲示板に取り替えるところですが、撤去すら面倒だったのか 看板化して残してありました。


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ちなみに、窓口の上には このような接近表示器が設置されていました。

電車が接近すると点灯する仕組みで、山陽本線や呉線、可部線、芸備線など JR西日本 広島支社管内の駅でよく見られます。

通過列車の場合もあります」 という表記が何とも・・・。


前述の通り この駅は山陰本線との分岐駅であり、利用客は 発車標が設置されている小月駅や長府駅よりも多いです。

しかし、発車標どころか エレベーターすら設置されておらず、なぜか冷遇されているように見えます。

小型のものでも良いので、ホームと改札口に発車標を設置してほしいと思いました。


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