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姫路市では 2016年3月、JR神戸線 御着~姫路駅間に 「東姫路駅」 が開業しています。

あれから5年、今度は 姫路駅の西隣に新駅設置決定のお知らせです。


2021年1月14日、JR西日本は 山陽本線 姫路~英賀保(あがほ)駅間の新駅設置について、近畿運輸局長に対し、鉄道事業法に基づく事業基本計画の変更認可申請を行ったと発表。

あわせて、新駅の概要や開業時期についても発表しました。


【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
山陽本線 姫路・英賀保間新駅設置について


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姫路~英賀保駅間新駅

ニュースリリースによると、新駅の所在地は 兵庫県姫路市西延末。

姫路駅から1.8km、英賀保駅から2.8kmの地点で、手柄山中央公園付近に設置されます。

駅舎は 橋上駅舎です。


ホームは相対式2面で、12両に対応。

ただし、旅客上家(屋根)は6両分のみです。

上りホーム、下りホームの双方に、エレベーターが設置されます。


開業時期は 2026年春の予定。 今から5年後です。



今回の新駅は、東姫路駅の駅名が決定した2015年10月に、姫路市が設置を検討していると報道されていました。

それ以来、いつ設置が正式に決まるのか、そして開業がいつになるのか気になっていたんですよね。

設置検討の報道があってから今回の設置決定まで5年、開業までさらに5年と 、意外と時間がかかるなぁという印象です。



網干~曽根駅間


姫路市内では、前述の東姫路駅のほか、2005年に 「ひめじ別所駅」 が、2008年に 「はりま勝原駅」 が それぞれ開業しています。

そのため JR神戸線・山陽線の曽根~網干駅間では、2000年代以降、今回の新駅も含め 駅が4つも増えることになるんですよね。

2005年2月以前は 曽根駅から網干駅まで4駅だったのが、2026年春からは 倍の8駅に・・・。

姫路市が新駅の設置に積極的なのは前から知っていましたが、こうして図にしてみると かなり異様に感じます。
(これまでの駅間距離が長すぎたということなんでしょう)



そしてやはり気になるのは、新駅の駅名です。

手柄山中央公園の近くに設置されるということで、「手柄山」 や 「手柄山公園」 が有力ではないかと思います。

ただ、東姫路駅に倣って 「西姫路」 になる可能性もあるでしょう。

所在地の 「西延末」 は・・・さすがにないか。


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