
2024年3月16日のダイヤ改正で、北陸新幹線 金沢~敦賀駅間が延伸開業します。
これに伴い、北陸本線は 金沢~大聖寺駅間がIRいしかわ鉄道に、大聖寺~敦賀駅間がハピラインふくいに それぞれ経営移管されます。
2024年3月10日に北陸を訪れると、金沢~大聖寺駅間の駅名標が IRいしかわ鉄道仕様のものに更新されていました。
このブログで、さっそく紹介したいと思います。
※大聖寺・加賀温泉・小松・松任・金沢の5駅で撮影しました。
広告
大聖寺駅


こちらは、2・3番のりばのホーム中程にある駅名標です。
この通り、IRいしかわ鉄道仕様のものに更新されていました。
IRいしかわ鉄道の駅名標は JR西日本のものと似ていますが、帯の色が青ではなく水色だったり、「だいしょうじ」 が 「Daishōji」 の左ではなく上に書かれているなど、違いがあります。
「だいしょうじ」 「Daishōji」 などの文字は、JR西日本の駅名標に比べ 細いです。
駅名標をよく見ると、左右に白いシールが貼ってあるのが分かります。
この駅は、IRいしかわ鉄道とハピラインふくいの境界駅となるので、両者のロゴマークが駅名標に表示されるのです。

1番のりばには、小さいサイズの駅名標もあります。


ちなみに、屋根のないところにある駅名標は、JR西日本の駅名標にIRいしかわ鉄道とハピラインふくいのロゴマークを貼り付けただけのようです。
まだJRなので、両者のロゴマークを白いシールで隠してありました。
加賀温泉駅

こちらは、3番のりばのホーム中程にある駅名標です。
IRいしかわ鉄道仕様のものに更新されています。
「加賀温泉」 の文字の左側に IRいしかわ鉄道のロゴマークがあり、白いシールで隠してあります。


ホーム中程にある こちらの駅名標も、IRいしかわ鉄道仕様になっています。


ホームの金沢側にある駅名標は、JR西日本のLED発光型駅名標をそのまま使っています。
JRのロゴマークの上に IRいしかわ鉄道のロゴマークのシールを貼り、さらにそれを白いシールで隠してあるのでしょう。

柱に貼ってある ひらがな駅名標は変化なし。
JRのロゴマークがないので、IRいしかわ鉄道に経営移管後も そのまま使用するのかもしれません。
小松駅


2・3番のりばのホーム中程にある駅名標です。
こちらも、IRいしかわ鉄道仕様のものに更新されています。
3番のりばから金沢方面へ発車する電車はありませんが、3番のりばの駅名標は 「めいほう」 の右側にも矢印が書かれています。


ホームの福井側にある駅名標は IRいしかわ鉄道仕様のものになっておらず、ロゴマークを白いシールで隠してありました。


1番のりばの駅名標は、こんな感じ。
(上の写真はホーム中程、下の写真はホームの金沢側に設置されている駅名標です)
IRいしかわ鉄道仕様に更新されたのは、ホーム中程の駅名標だけのようです。

ひらがな駅名標は、こちらも変化ありません。
松任駅

1番のりばの駅名標です。
こちらも、IRいしかわ鉄道仕様のものに更新されています。
ロゴマークを白いシール隠してあるほか、「かがかさま」 の文字がシールになっています。
IRいしかわ鉄道への経営移管にあわせて、松任~加賀笠間駅間に西松任駅が開業するのです。

2番のりばの駅名標は、こんな感じ。
(1番のりばから撮影)


屋根の無いところにある駅名標は、IRいしかわ鉄道仕様のものになっていません。
ただ、この駅名標も 「かがかさま」 がシールになっていました。

ひらがな駅名標は、こちらも変化ありません。
金沢駅

こちらは、7番のりばの駅名標です。
JRのロゴマークだけでなく、下の青い帯全体にシールが貼ってあります。

6番のりばの駅名標は、IRいしかわ鉄道のロゴマークもシールで隠してありました。

1日に1本しかない特急サンダーバード 「和倉温泉行き」。
その表示を駅名標と共に撮ってみました。
以上、新幹線開業前に更新された駅名標を紹介しました。