山口県内 鉄道路線図(2022年春~)
※上の図は、2022年2月現在の山口県(+島根県西部)の鉄道路線図。

※ICOCAエリア、SUGOCAエリアでは、以下の全国相互利用カードが利用可能です。
Kitaca・Suica・PASMO・TOICA・manaca・ICOCA・PiTaPa・SUGOCA・nimoca・はやかけん
(以下、「ICカード」 は これら10種類のカードのことを指します)


山口県内では、これまで 下関・南岩国・岩国・和木の4駅でしか ICOCAなどのICカードが利用できませんでした。

2022年3月12日に 山口県内で14年半ぶりにICOCAエリアが拡大し、山陽線 南岩国~徳山駅間でICカードが使えるようになる予定です。


2022年2月9日、JR西日本が公式ホームページで、山口県内における ICOCAエリアのさらなる拡大について発表しました。

このブログで紹介したいと思います。


【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
2023年春 山口県内のICOCAエリアを拡大します!

★前回の記事★



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山口県内 鉄道路線図(2023年春~)


ニュースリリースによると、県内で新たにICカードが使えるようになるのは、以下の駅です。

山陽本線 徳山~下関駅間の各駅
(新南陽、福川、戸田、富海、防府、大道、四辻、新山口、嘉川、本由良、厚東、宇部、小野田、厚狭、埴生、小月、長府、新下関、幡生、下関の計20駅)

山口線 湯田温泉駅、山口駅
※この2駅は、サービス開始後もICOCA定期券が利用できません。


サービス開始時期は 2023年春の予定。 今から1年後です。

おそらく、ダイヤ改正と同じ日になるのではないかと思います。

開始日については、決まり次第お知らせするとのこと。


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※新山口駅 在来線改札口の様子。(2021年9月撮影)
有人改札となっていますが、ICOCAエリア拡大にあわせて 自動改札機が設置されるのではないかと思います。


JR西日本からICOCAエリアの拡大について発表されるのは、2020年8月の伯備線(備中高梁~新見駅間の特急通過駅)以来です。

新型コロナの影響で JR西日本の経営が大幅に悪化しているので、ICOCAエリアの拡大が当面の間行われないのではないか と心配していたんですよね。





今回のICOCAエリア拡大で、山陽線の全ての駅で ICカードが使えるようになります。

徳山~新山口は2023年中、新山口~下関は2024年中・・・と東側から順番にエリアを拡大するのではなく、徳山から一気に下関までエリアを拡大してほしいと思っていたので 良かったです。


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※下関駅の改札口。(2018年3月撮影)


下関駅は、JR西日本の駅でありながら、2011年3月から JR九州のSUGOCAエリアに編入されており、九州方面に限って ICカードが使えるようになっています。

今回、ICOCAエリアが下関駅まで到達し、SUGOCAエリアと接続することになりますが、2023年春のサービス開始後も ICOCAエリアとSUGOCAエリアを跨ぐ利用はできないでしょう。

ただ、ICカード定期券に限っては エリア跨ぎができるようになるのではないかと思います。





下関駅には JR九州の自動改札機が設置されていますが、ICOCAエリア拡大に合わせて JR西日本の自動改札機も設置されるのか、気になりますね。






山口線 湯田温泉駅と山口駅へのIC改札機設置は、予想通りでした。

欲を言えば、新山口~宮野駅間の各駅と津和野駅でICカードが使えるようになってほしかったですが、それは 普通列車の車内に車載型IC改札機が設置されるまでお預け ということでしょうか。


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