
岩徳線は、2018年7月6日に発生した西日本豪雨の影響で、1ヶ月以上運転を見合わせました。
8月20日に岩国~周防高森駅間が、9月22日に周防高森~徳山駅間が運転を再開しています。
一部区間が復旧してから全線復旧するまでの間、岩徳線の下り列車は 「周防高森行き」 として運転されました。
周防高森発の岩国行きは 平日の早朝に1本設定されていますが、その逆(岩国発 周防高森行き)はありません。
通常だと、岩国駅・徳山駅を発車する全ての列車が 岩国~徳山の全区間を走行しており、途中の駅止まりの列車が運転されるのは非常に珍しいです。
今回は、2018年9月に岩国駅で撮影した 「周防高森行き」 を紹介します。
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夜の時間帯に岩国駅を訪れました。
まずは、改札口に設置されている発車標から。
このように、周防高森行きの表示が出ていました!
下の段の錦町行きは、本日の最終列車です。


錦町行きの発車後、周防高森行きの表示を拡大して撮影。


1番のりばに設置されている発車標です。

1番のりばに停車中の普通 周防高森行きを撮影。
岩徳線では、キハ40形気動車が運用されています。
広島・山口地区のキハ40形は、岡山地区や山陰地区のキハ40形と違って、車両前面の方向幕に行き先が表示されません。

車両の側面には、周防高森行きの表示が出ていました。
なお、英語表示はありません。

キハ40形のLED表示器を シャッター速度 1/160秒で撮ると、このように 表示の一部が切れてしまいます。
LEDは目に見えない速さで点滅しており、シャッター速度が速すぎると LEDの消灯した瞬間が写ってしまうのです。
表示が切れないように撮るには、シャッター速度を遅くする必要があります。
(先ほどの写真はシャッター速度 1/30秒で撮影しました)

岩徳線の列車はワンマン運転を行っており、行き先と 「ワンマン」 が交互に表示されます。
この日は、岩国駅近くのホテルで泊まりました。


翌朝、再び岩国駅へ。
改札口の発車標には、昨日に引き続き 周防高森行きの表示が出ていました。


改札内通路の発車標も撮影。


1番のりばの発車標です。

1番のりばに停車中の普通 周防高森行きを撮影。


車両側面の表示も改めて撮りました。
以上、岩国駅で撮影した 「周防高森行き」 を紹介しました。
★西日本豪雨の影響で出現した行き先★









