
木次線の観光トロッコ列車 「奥出雲おろち号」 。
1998年の運行開始以来、毎年4月から11月の毎週金曜・土曜・日曜とゴールデンウィーク、夏休み期間に運転されています。
車両の老朽化のため、2023年度で運行を終了する予定です。
基本的に 木次~備後落合駅間で1日に1往復しますが、日曜日の備後落合行きは 出雲市駅始発で延長運転されます。
以前、2022年4月に出雲市駅で撮影した 「奥出雲おろち号」 備後落合行きを紹介しました。
しかし、2023年10月に改めて出雲市駅を訪れると、発車標の表示が変更されていたのです。
このブログで、さっそく取り上げたいと思います。
★過去記事★
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まずは、ホームの西側(益田側)にある発車標から見ていきましょう。
2022年4月に訪れた時は、こんな表示だったんですよね。
変更後はどうなっているのかというと・・・

!!!
「臨時」 の色が赤から緑に、列車名が 「奥出雲おろち号」 から 「奥出雲おろち」 になりました。
上の段の普通列車は、「ワンマン」 表示が出なくなっています。

英語表示です。
変更前は、列車名欄に 「Okuizumo Orochigō」 と表示されていました。
(「Okuizumo」 と 「Orochigō」 の間が 不自然に広くあいているのが気になりますね・・・)

変更後は、「OKUIZUMO OROCHI」 と 全て大文字で表示されるようになりました。
「OKUIZUMO」 が上、「OROCHI」 が下 というように上下で分け、左に寄せて表示されています。
「臨時」 の英語表記は、変更前と同じ 「Special Train」 です。


種別・列車名表示の新旧写真を並べてみました。
変更前は 広い列車名欄に 「奥出雲おろち号」 と大きく表示されていましたが、変更後は 左に詰めて表示されるようになっています。
変更後は 遅れ表示が出せるようになったようで、「列車名」 の表記が 「列車名 / 遅れ」 に変わっていました。


英語表示は、こんな感じ。
「Local」 や 「Special Train」 表示のフォントは変わっていません。
上の段の普通列車は、「Conducter less Train」 の表示が出なくなっています。


行き先表示も新旧比較してみました。
日本語表示は 全く変化していませんが・・・


英語表示は変化していました。
備後落合行きの表示は、「B」 や 「a」 の文字幅が狭くなった一方、ハイフンが少し長くなっています。
西出雲行きの表示は、全体的に 縦棒の長さが短くなっています。


ホームの東側(米子側)にある発車標も撮ってみました。


最後に、改札口に設置されている発車標を新旧比較。
こちらも、ホームと同様 変化しています。


英語表示は、こんな感じ。
以上、出雲市駅で撮影した 「奥出雲おろち号」 の表示を新旧比較しました。
まさか表示が変更されるとは 思いもしなかったです。