2015年10月から運行されている 七尾線の観光列車 「花嫁のれん」。
毎週金曜・土休日と 一部の月曜・火曜に、七尾線とIRいしかわ鉄道の金沢~和倉温泉駅間で 1日に2往復運転されています。
今回は、2022年8月に金沢駅で撮影した観光列車 「花嫁のれん」 和倉温泉行きをご紹介。
※2年前に撮った写真ですが、最新記事(2024年8月)で取り上げます。
※花嫁のれんは、2024年1月1日に発生した能登半島地震の影響で、当面の間 全列車運休となっています。
被災地の1日も早い復旧・復興を願っています。
★過去記事★
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まずは、在来線改札口に設置されている発車標から。
JR西日本の観光列車は 多くが 「快速」 ですが、花嫁のれんは特急列車となっています。
花嫁のれんの発車案内が一番上の段に表示されている間、真ん中の段に 「特急花嫁のれん号は全車指定の特急列車です。自由席特急券ではご乗車できませんのでご注意ください。」 とスクロール表示が流れ続けていました。
停車駅は、七尾線の特急 「能登かがり火」 と同じく、金沢・羽咋・七尾・和倉温泉です。
中2階通路にある発車標です。
こちらも、真ん中の段にスクロール表示が流れ続けていました。
新幹線との乗り換え改札口にある発車標は、こんな感じ。
ホームに設置されている発車標を撮影。
花嫁のれんは、3番のりばの富山側にある切り欠きホーム・4番のりばから発車します。
階段からかなり遠いところにあるためか、4番のりばを発着する列車は少ないです。
4番のりばに停車中の観光列車 「花嫁のれん」 を撮影。
車両は、2両編成のキハ48形気動車を改造したものです。
輪島塗をイメージした赤と黒の車体に、加賀友禅をイメージした花などの絵柄が彩られています。
車両の前面には、花嫁のれんのロゴマークが付いていました。
JR西日本曰く、石川の伝統工芸である加賀水引をモチーフに 花嫁のれんをくぐる神聖で幸せな気持ちを表現しているとのこと。
列車名になっている 「花嫁のれん」 とは、娘の幸せを願って嫁ぎ先に渡される 嫁入り道具の一つ。
婚礼当日、花嫁は 嫁ぎ先に提げられた花嫁のれんをくぐって嫁入りします。
石川県を中心とした旧・加賀藩(加賀・能登・越中)の伝統文化だそうです。
しゃがんで撮ると、こんな感じ。
花嫁のれんが走る金沢~和倉温泉駅間は、全区間で電化されています。
(金沢~津幡は交流電化、津幡~和倉温泉は直流電化)
電化区間のみを走る気動車特急は、JR西日本だと 花嫁のれんの他は、キハ189系の 「らくラクびわこ」(旧・びわこエクスプレス)ぐらいでしょうか。
花嫁のれんが停車している間、4番のりばに 暖簾(のれん)が設置されていました。
今度は、前から車両を撮影。
花嫁のれんは、和装のアテンダントが3人乗務しています。
しゃがんで撮ると、こんな感じ。
以上、金沢駅で撮影した観光列車 「花嫁のれん」 和倉温泉行きを紹介しました。
2015年の運行開始時にも 金沢駅で花嫁のれんを撮影し、このブログで紹介していますが、その時はホームに設置された暖簾を撮ることができず、悔いが残っていたんですよね。
(暖簾の存在に気づかなかったのか、発車後に撮ろうと思ったら駅員に撤去されてしまったかは忘れました)
また、この時撮った発車標の写真は シャッター速度が速すぎて非常に暗く、残念なことになっています。
(あとで明るさを補正しましたが、何か違和感があります)
そのため、今回 改めて金沢駅で花嫁のれんの車両と発車標を撮影しました。