七尾線は、2024年1月1日に発生した能登半島地震で、一時全線が不通になりました。

1月22日に羽咋~七尾駅間が復旧すると、一部の特急列車が運転を再開。

七尾線の特急 「能登かがり火」 は、これまで全列車が金沢~和倉温泉駅間を運転していましたが、七尾~和倉温泉駅間で区間運休し、「七尾行き」 として運転されたのです。


その後、2月15日に全線復旧しましたが、金沢駅を18時台に発車する特急能登かがり火だけは 引き続き七尾止まりとなり、3月16日のダイヤ改正で 「固定化」 されました。

これにより、レアだった 能登かがり火の七尾行きが定期列車となったのです。


今回、2024年4月に金沢駅を訪れ、定期列車化した特急能登かがり火 「七尾行き」 を撮影しました。

このブログで紹介しておきたいと思います。

※2024年8月20日追記※
2023年12月15日に発表された、2024年ダイヤ改正のニュースリリースを見たところ、ダイヤ改正後は 金沢駅を18時台に発車する能登かがり火が 「七尾終着」 と告知されていました。
能登半島地震が起きる前から決まっていたことだったんですね・・・。


【JR西日本ニュースリリース(PDF)】
2024年3月16日 ダイヤ改正を実施します ~北陸新幹線 金沢~敦賀駅間が開業します~

★前回の記事★



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まずは、7番のりばに設置されている発車標から。

一番下の段に、特急能登かがり火9号 「七尾行き」 が表示されていました。

これまで 18時台の能登かがり火は7号でしたが、大阪発の特急サンダーバード 和倉温泉行きが 金沢発の能登かがり火に置き換えられたため、9号に変更されています。

また、ダイヤ改正前は18:35発でしたが、発車時刻が繰り上がって18:06発となっています。


能登かがり火の上には表示されている 普通 「糸魚川行き」 は、1日に1本しかない行き先です。






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改札口に設置されている発車標です。

能登かがり火の場合、停車駅案内のスクロール表示は一切流れません。


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新幹線との乗り換え改札口にある発車標を撮影。

福井方面は特急列車が全廃され、金沢~福井駅間の旅客列車は普通のみとなりました。





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1・2番のりばへ上がる階段の横にある発車標は、こんな感じ。


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7番のりばに到着した特急能登かがり火 「七尾行き」 を撮影。

3両編成の特急 「サンダーバード」 車両(683系)でした。

七尾側から入線し、この駅で折り返します。


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車両側面の方向幕と行き先表示を撮影。


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今度は、前から車両を撮影。


以上、金沢駅で撮影した 特急能登かがり火 「七尾行き」 を紹介しました。

能登かがり火の七尾行きは、能登半島地震に伴う一時的な行き先だと思っていたので、まさか定期列車化されるとは思いもしなかったです。






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