
※紀伊勝浦駅の改札外コンコースに掲示されていた 銀河のポスター。
JR西日本の新しい長距離列車である WEST EXPRESS 銀河 (長いので、記事中では 「銀河」 と書きます)。
基本的に、山陰方面(京都~出雲市)、山陽方面(大阪~下関)、和歌山方面(京都~新宮)の3ルートで運行されます。
2021年7月16日~12月22日と 2022年10月3日~2023年3月8日に、和歌山方面(紀南ルート)を運行しています。
下り(新宮行き)は夜行特急列車、上り(京都行き)は昼行特急列車としての運行です。
今回、2021年7月に 紀伊勝浦駅を訪れ、WEST EXPRESS 銀河 京都行きの表示を撮影しました。
発車標の表示を中心に、このブログで紹介したいと思います。
★前回の記事★
★紀南コースの概要(2021年当時)★
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※上の写真は、天王寺駅で2021年9月に撮影。
紀伊勝浦駅の表示を紹介する前に、天王寺駅と新宮駅で撮影した 銀河の表示を見ておきましょう。
天王寺駅をはじめ、これまでに紹介した多くの駅では、種別欄に 「WEST EXPRESS」、列車名欄に 「銀河」 と表示されていました。
列車名表示は、「河」と 「i」 に★マークが付いていたり、「A」 の真ん中が★形にくり抜かれていたりと、凝った表示だったんですよね。


新宮駅の発車標は、種別欄に 「団体」 、列車名欄に 「銀河」 と表示されていました。
「銀河」 の文字に★マークはなく、シンプルな表示だったんですよね。
それでは、紀伊勝浦駅では どのように表示されていたのかというと・・・


新宮駅と違って 種別欄には何も表示されず、列車名欄に オレンジ色で 「銀河」 と表示されていました。
2・3番のりばには、ホームの和歌山側と新宮側の2ヶ所に発車標が設置されています。
そのうち、和歌山側にある発車標は、串本・和歌山方面の発車案内しか表示されません。

2番のりばに、特急くろしお 新大阪行きが入線してきました。
特急列車が入線する時は、発車標に 「列車がまいります」 表示が点滅します。
JR西日本 在来線の発車標は、ほとんどの駅で 「特急」 の文字が赤色で表示されますが、この駅では緑色で表示されます。

2番のりばに到着した特急くろしお 新大阪行きを撮影。
車両は 287系でした。


くろしおが発車し、銀河の案内が上の段に表示されました。


銀河の案内が上の段に表示されると、下の段には 銀河の豆知識がスクロール表示されます。



スクロール表示の最後には、「また紀南へお越しになる日を駅員一同、心よりお待ちいたしております。」 と流れました。


続いて、改札口に設置されている発車標をご紹介。


銀河の列車名表示を拡大して撮影。


行き先表示も拡大して撮ってみました。
表示される文字のフォントは、新宮駅の発車標と同じです。


銀河の表示が上の段に表示されました。

改札外コンコースには、銀河の幟が設置されていました。



この駅は、ホームと改札口だけでなく 駅の入口にも発車標が設置されています。


ホームへ戻ってきました。
こちらは、2・3番のりば 新宮側にある発車標です。


普通 新宮行きが3分遅れで運転されており、発車標に遅れ表示が出ていました。
阪和線などでは 「遅れ約3分」 「3 minutes bihind」 と表示されますが、この駅では 「遅れ 3分」 「Delay 3」 と表示されます。


2番のりばに 銀河が入線してきました。
列車ではなく、「電車がまいります」 と表示されます。

2番のりばに到着した銀河を撮影。
車両は、6両編成の117系を改造したものです。
12時21分に到着し、12時43分の発車まで22分停車しました。
なお、2022年10月から2023年3月にかけて運行中の銀河(京都行き)は、新宮駅の発車時刻を2時間10分早める(12:00発⇒9:50発)など、運転時刻を大幅に変更して運行しています。

しゃがんで撮ると、こんな感じ。

隣のホーム 1番のりばから、特急 「南紀」 名古屋行きが発車していました。

南紀が発車したところで、改めて銀河を撮影。

今度は、車両を後ろから撮影。


車両の側面には、列車名と行き先が交互に表示されます。

車両側面のロゴマークを撮影。


隣のホーム 1番のりばから、2番のりばに停車中の銀河を撮影。


1番のりばの東端から、銀河を撮影。
2・3番のりばは、ホームの新宮側が1番のりばよりも長くなっています。

2番のりばでは、南紀勝浦温泉旅館組合の方々が 「ようこそ那智勝浦町へ」 と書かれた横断幕を掲げて、銀河を見送っていました。
以上、紀伊勝浦駅で撮影した 「WEST EXPRESS 銀河」 京都行きを紹介しました。