
2023年2月12日、大阪駅 地下ホーム開業に伴う線路切替工事の影響で、特急 「くろしお」 の全列車が 天王寺~新大阪・京都駅間で運転を取り止めました。
このため、2010年のダイヤ改正で姿を消した 特急くろしおの 「天王寺行き」 が、1日限定で復活したのです。
今回、きのくに線の主要駅(新宮・紀伊勝浦・串本・白浜・紀伊田辺・御坊・藤並・箕島・海南・和歌山)を訪れ、そんな特急くろしお 「天王寺行き」 を撮影してきました。
この記事では、紀伊田辺駅で撮影した写真を紹介します。
広告


白浜駅から特急くろしおに乗って、紀伊田辺駅にやってきました。
到着後、すぐに1番のりばに設置されている発車標を撮影。
通常は見られない 特急くろしお 「天王寺行き」 の表示が出ています。


先ほどの特急くろしおが発車すると、下の段に 次の特急くろしお 「天王寺行き」 が表示されました。
上の段には、12時13分に到着する 当駅止まりの普通電車が表示されています。
回送の英語表示は、御坊駅だと 「Not in Service」 ですが、この駅では 「Out of Service」 となっています。
また、御坊駅では 行き先欄に 「当駅止」 の表示が出ませんが、この駅では表示されます。


行き先表示を拡大して撮影。
「Tennōji」 のフォントは、新宮駅などの発車標と同じです。
和歌山駅など阪和線の場合、「当駅止」 の英語表示は 「Not in Service」 ですが、この駅では 英語表示の時も 日本語の 「当駅止」 が表示されていました。



続いて、改札口に設置されている発車標を撮影。

改札口横のホワイトボードに、「特急くろしお号の終日天王寺折り返し」 が手書きで案内されていました。

自動券売機の横には、特急くろしお 大阪駅(うめきたエリア)停車のカウントダウン看板が設置されていました。

今回訪れると、自動券売機が1台使用停止になっていて、「ICOCAとは何か」 について書かれた紙で塞がれていました。


ホームへ戻り、再び1番のりばの発車標を撮影。
特急くろしお 「天王寺行き」 の案内が上の段に表示されました。

下の段には、行き先の変更を知らせるスクロール表示が流れました。

3番のりばに停車中の普通 御坊行きを撮影。
2両編成の227系です。
この電車に乗って、御坊駅へ向かいました。
ちなみに、この電車は 御坊駅の2つ手前の和佐駅で、後発の特急くろしおに追い抜かれました。
★次の記事★
以上、紀伊田辺駅で撮影した特急くろしお 「天王寺行き」 を紹介しました。