
JR西日本 岡山・福山地区の観光列車 「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」。
土日以外の祝日は四国に乗り入れ、岡山~琴平駅間を 「ラ・マルことひら」 という列車名で運行します。
今回は、2022年10月に児島駅で撮影した 「ラ・マルことひら」 琴平行きと岡山行きをご紹介。
★2017年撮影時★ ※当時は2017年4月2日限定の特別運行でした。
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※上の写真は、2017年4月に撮影。
まずは、2017年4月に撮影した写真から。
種別は、オレンジ色で 「臨時」 と表示されていました。
臨時の英語表示は 岡山駅だと 「Temporary」 ですが、 児島駅では なぜか快速を意味する 「Rapid」 だったんですよね。
列車名は、日本語・英語共に 半角カタカナで 「ラ・マルコトヒラ」 でした。


こちらが、2022年10月に撮影した写真。
「臨時」 の色がオレンジから緑に変わりました。
半角カタカナの 「ラ・マルコトヒラ」 表示は 変わっていません。


英語表示です。
種別表示は、まさかの 「Local」 でした。
ひょっとして、オレンジ色の種別は 「Rapid」、緑色の種別は 「Local」 と表示されるように設定されているのでしょうか?
ちなみに、琴平駅の発車標も 「ラ・マルことひら」 の英語表示が 「Local」 でした。


行き先表示を拡大して撮ってみました。
表示される文字のフォントが、岡山駅の発車標と異なります。


続いて、3・4番のりばに設置されている発車標を撮影。


3番のりばに、特急 「しおかぜ」 松山行きが入線してきました。
「列車がまいります」 表示を撮影。
児島駅の発車標は、備中高梁駅の発車標と同様、「列車がまいります」 を四角く囲って表示しているのが特徴的です。

ついでに、4番のりばに停車中の普通 岡山行きを撮影。
岡山方面へ向かう上り列車は 基本的に1・2番のりばから発車しますが、この駅で岡山方面へ折り返す一部の電車は 下りホームである4番のりばから発車します。


「ラ・マルことひら」 の発車案内が、一番上の段に表示されました。
一番下の段には、1日に2本しかない 特急南風・うずしお 「高知・徳島行き」 が表示されています。
高知へ向かう特急 「南風」 と 徳島へ向かう特急 「うずしお」 が 岡山~宇多津駅間で併結運転を行い、宇多津駅から分かれて運転します。
日本語は 「徳島高知」(前側の車両が南風なので順番が逆)、英語は 「Kōchi」 (徳島どこいった?)です。


3番のりばに、「ラ・マルことひら」 が入線してきました。
岡山駅の場合、臨時列車が入線する時は 電車であっても 「列車がまいります」 と表示されますが、児島駅では普通・快速電車と同様に 「電車がまいります」 と表示されます。

3番のりばに到着した 「ラ・マルことひら」 琴平行きを撮影。
車両は、2両編成の213系を改造したものです。

車両前面の行き先表示を拡大して撮影。
同じく岡山~琴平駅間を走る臨時列車 「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」 は、児島駅に20分間停車しますが、「ラ・マルことひら」 は停車時間が1分しかなく、すぐに発車していきました。
ちなみに、2023年3月の運行時から停車時間が2分となり、わずかに増えています。

続いて、復路の 「ラ・マルことひら」 をご紹介。
坂出駅から快速 「マリンライナー」 で岡山方面へ向かっている途中、児島駅に停車する際、車窓から 「ラ・マルことひら」 が見えたので、急きょ下車することにしました。
同じホームの向かい側・1番のりばに停車中の 「ラ・マルことひら」 を撮影。

後ろから撮ると、こんな感じ。


1・2番のりばに設置されている発車標を撮影。
英語表示は、こちらも 種別が 「Local」、列車名が半角カタカナで 「ラ・マルコトヒラ」 でした。
ちなみに、2023年の運行から 復路の運転時刻が1時間以上繰り下げられました。
児島駅には16時4分に到着し、16時44分の発車まで40分間停車します。
以上、児島駅で撮影した 「ラ・マルことひら」 を紹介しました。