



2021年3月13日、湖西線では強風が見込まれたため、和邇~近江塩津駅間で 13時頃から21時頃まで運転を見合わせました。
その間、近江舞子行きや近江今津行きの普通電車が 「和邇行き」 に変更されたのです。
(全区間運休となった電車や 堅田行きに変更された電車もあり)
かつては 2つ手前の堅田駅で折り返していましたが、2019年 和邇駅に折り返し設備が新設されました。
和邇行きは 通常ダイヤで設定されておらず、和邇~近江舞子駅間で運転を見合わせる時だけ発生する レアな行き先です。
このブログでは これまで、京都・大津京・比叡山坂本・堅田の4駅で撮った 和邇行きの表示を紹介しています。
今回、その4駅に小野駅と山科駅を加えた 6駅の表示をまとめてみました。
★前回までの記事★
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京都駅

まずは、京都駅で撮った 和邇行きの車両からご紹介。
こちらは 117系です。

車両側面には、和邇行きの方向幕が出ていました。

こちらは、同じく国鉄車両の113系です。
車両前面の方向幕には、行き先ではなく 「湖西線」 と表示されています。

車両側面の行き先表示は、こんな感じ。
117系は方向幕でしたが、こちらは3色LEDとなっています。

こちらは、223系です。
113系や117系と異なり、車両前面にも 和邇行きの表示が出ています。

表示を拡大して撮影。

車両側面の行き先表示は、113系と大きく異なります。
湖西線では 221系や225系も運用されています。
その中には、行き先表示がフルカラーLEDになっているものもありますが、残念ながら今回撮ることができませんでした。


続いて、京都駅の発車標を見ていきます。
こちらは、地下東口にあるフルカラーLED発車標です。
こちらは、地下東口にあるフルカラーLED発車標です。


西口のフルカラーLED発車標は、こんな感じ。


ホームの3色LED発車標です。
小野駅


京都駅から和邇行きに乗車。
電車は、和邇の1つ手前・小野駅で、信号待ちのため 6分間停車しました。
和邇駅は 京都方面ののりばが1つしかないのですが、そこに京都行きの電車が停車しており 和邇行きが入線できなかったためです。
後続の普通電車が堅田止まりにされてしまったためか、次の和邇行きまで 運転間隔が1時間も開いていました。


3分以上遅れると、発車標に遅れ表示が出ます。

1番のりばに停車中の和邇行き(117系)を撮影。
当初、この電車に乗って 和邇駅まで行くつもりでした。
しかし、堅田~和邇駅間の本数が1時間に1本程度になっている上、もうすぐ京都行きの電車が来るということは、和邇駅で最悪1時間近く待たされるのではないか・・・と非常に不安になったんですよね。
そのため、この駅で京都行きの電車に乗り換えて、堅田駅へ戻ることにしました。
堅田駅

中2階通路にある液晶ディスプレイの案内板です。
「近江今津・敦賀方面」 の表示を隠すように、「←和邇行き」 と書かれた紙が貼り付けてありました。


改札口に設置されている発車標を撮影。


ホームに設置されている発車標は、こんな感じ。
比叡山坂本駅


まずは、ホームの発車標から。
3段全てが和邇行きとなっていました。


「堅田には、普通 和邇行が先に着きます。」 と先着案内のスクロール表示が流れました。


改札口の発車標は、こんな感じ。

1番のりばに 和邇行きの117系が到着。
車両側面の方向幕を撮影しました。
大津京駅


まずは、ホームの発車標から。
一番上の段の和邇行きは、 通常だと5分間停車して 後から来る新快速と緩急接続するのですが、新快速が湖西線内で運休となっているため、わざわざ5分も停車する必要がありません。
そのため、京都駅での停車時間を長くして 大津京駅に5分遅れで到着し、すぐに発車していきました。


改札口に設置されている発車標も撮影。
山科駅



京都駅に戻る前に、山科駅で下車して 改札口の発車標を撮影しました。
以上、湖西線 「和邇行き」 の表示を紹介しました。