
2022年12月17日(土)、JR奈良線では 複線化開業に向けての線路切換工事に伴い、21時頃から終電まで 六地蔵~城陽駅間で運転を見合わせました。
これにより、下り(奈良方面)は 京都21時32分発以降の全列車が 六地蔵駅で折り返しました。
JR奈良線で 「六地蔵行き」 は 通常ダイヤで設定されておらず、極めてレアな行き先です。
今回、京都・東福寺・稲荷・JR藤森の4駅を訪れ、六地蔵行きを撮影してきました。
この記事では、京都駅で撮影した写真をご紹介。
【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
~奈良線複線化開業に向けて~
線路切換工事に伴い、奈良線の六地蔵~城陽駅間で運転を取り止めます。
※記事冒頭の図は、ニュースリリースからの引用です。
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まずは、地下東口にあるフルカラーLEDの発車標から。
20時39分発の普通 奈良行きが発車すると・・・


一番下の段に 六地蔵行きの表示が出ました!


英語表示は、こんな感じ。



続いて、改札内地下通路にある3色LED発車標を撮影。
ホームなどに設置されている発車標に比べ、一回り小さくなっています。


行き先表示を拡大して撮影。


ホームへ上がり、10番のりばの東側に設置されている発車標を撮影。
8番のりばから発車する 六地蔵行きの案内も表示されています。

ついでに、10番のりばに停車中の区間快速 奈良行きを撮影。
4両編成の221系です。


新幹線中央乗換口の近くにある発車標も撮影。


8・9番のりばの西側(跨線橋側)にある発車標です。
こちらは、隣のホーム 10番のりばから発車する区間快速の案内も表示されています。


区間快速の発車後、8・9番のりばの東側(奈良側)にある発車標を撮影。
21時9分発の普通 奈良行きが、六地蔵から先、宇治・奈良方面の最終列車です。

9番のりばに停車中の普通 奈良行き(本日の終電)を撮影。
4両編成の205系です。
車両の前面には、行き先が表示されています。


奈良行きの終電が発車し、六地蔵行きが一番上の段に表示されました。

8番のりばに、六地蔵行きが入線してきました。

8番のりばに到着した普通 六地蔵行きを撮影。
六地蔵行きの表示が用意されていないためか、車両の前面には 「普通」 と表示されていました。
(棚倉行きや木幡行きなど、過去のレアな行き先と同様)

車両の側面も、この通り 「普通」 と表示されています。

今度は、後ろから車両を撮影。


10番のりばの西側にある発車標を撮影。
3段全てが六地蔵行きになっています。


続いて、西口のフルカラーLED発車標を撮影。
4段全てに六地蔵行きが表示されています。
表示される文字のフォントが、3色LEDや地下東口の発車標と異なります。


英語表示は、こんな感じ。

ホームへ戻ると、9番のりばに 本日2本目の六地蔵行きが到着していました。
こちらも、行き先表示は 「普通」 となっています。
その後、1本目の六地蔵行きに乗って、東福寺駅へ向かいました。


JR藤森駅から普通電車に乗って、京都駅へ戻ってきました。
到着後、まずは 8・9番のりばの発車標を撮影。

9番のりばに停車中の普通 六地蔵行きを撮影。
こちらは、6両編成の221系です。
通常であれば 方向幕の右側に行き先が表示されますが、こちらも六地蔵行きの表示が用意されていないのか、無表示になっていました。

車両側面も、この通り 行き先が出ませんでした。

今度は、車両を後ろから撮影。

隣のホーム 10番のりばには、当駅止まりの205系が停車しています。


10番のりばの西側にある発車標を再び撮影。
23時台の六地蔵行きは、3本とも9番のりばから発車します。


ここで、以前 奈良駅で撮影した六地蔵行きの表示と比較しておきましょう。
写真は、上が奈良駅、下が京都駅の表示です。
表示される文字のフォント(点灯しているドットの位置)が異なっているのが分かります。


英語表示です。
こちらは、違いが分かりやすいですね。
奈良駅の表示は、「zo」 の 「o」 に 「-」 が付いています。



最後に、改札内跨線橋にある発車標を撮影。
以上、京都駅で撮影した普通 「六地蔵行き」 を紹介しました。
今回の線路切換で、JR奈良線 黄檗~宇治駅間の複線化が完了しました。
あとは、JR藤森~六地蔵駅間を残すのみとなっています。
★次の記事★
★奈良発の六地蔵行き(2018年12月の線路切換)★
★複線化工事に伴うレアな行き先★