※米原駅に掲示されていた注意喚起の貼り紙。(2019年3月撮影)
※TOICAエリア、ICOCAエリアでは、以下の全国相互利用カードが利用可能です。
Kitaca・Suica・PASMO・TOICA・manaca・ICOCA・PiTaPa・SUGOCA・nimoca・はやかけん
(以下、「ICカード」 は これら10種類のカードのことを指します)
JR東海の在来線でICカードが使える 「TOICAエリア」 。
その最西端は、これまで 東海道線 米原駅の1つ手前の醒ケ井駅でした。
米原駅はJR西日本の 「ICOCAエリア」 であるため、TOICAエリアは その1つ手前の駅までとなっていたんですよね。
2021年3月13日のダイヤ改正で TOICAエリアが米原駅まで拡大され、名古屋方面からICカードで乗車した場合でも 米原駅でICカードで下車できるようになっています。
これに伴い、米原駅では 改札口にTOICAエリア用の自動改札機が新たに設置されました。
先日、乗り換えのため米原駅を訪れた際に撮影したので、このブログでさっそく紹介したいと思います。
★過去記事★
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電車から降り、改札内コンコースへ行ってみると、このような貼り紙が掲示されていました。
TOICAエリアからICカードで乗車した人は 水色の改札機にタッチするよう 呼びかけています。
壁には、横長の貼り紙が掲示されています。
床には このような大きな案内ステッカーが貼ってあり、名古屋方面からICカードで乗車した利用客を 左端の自動改札機に誘導していました。
こちらが、今回新設された TOICAエリア用の自動改札機です。
左端の自動改札機は これまでJR西日本仕様でしたが、TOICAエリアの拡大に合わせて JR東海仕様のものに取り替えられました。
JR東海仕様のIC専用改札機が JR西日本仕様の自動改札機と並んで設置されるという、これまでにはなかった光景です。
今度は、改札外側から撮影。
TOICAエリア用の自動改札機は、出場専用となっています。
入場する場合は、JR西日本仕様の改札機で ICOCAエリア・TOICAエリア どちらも利用できるのです。
今回、米原駅で30分ほど過ごしていましたが、琵琶湖線・北陸本線方面からICカードで乗車した人が 水色の自動改札機にタッチしてしまう事例がちらほら見られました。
名古屋方面から来た人への呼びかけだけでなく、琵琶湖線・北陸本線方面から来た人に 改札内から見て真ん中・もしくは右端の改札機を利用するよう案内してほしいですね。
また、米原駅では 「TOICAエリアからお越しのお客様」 に向けた案内表示が多数ありますが、そもそも TOICAエリアが何なのか分かっていない利用客が多いのではないでしょうか?
そのため、「TOICAエリアから」 ではなく 「名古屋・岐阜・大垣方面から」 に変えた方が より分かりやすくなって良いと思います。
ちなみに、水色の自動改札機はTOICAエリア用ですが、米原駅を含むICOCA定期券の場合は 琵琶湖線・北陸本線方面からでも利用できます。
これ、もっと広く周知してほしいですね。
「水色の改札機は ICカード定期券も名古屋方面から来た場合しか使えない」 と思い込んでいる人が少なからずいるのではないでしょうか?
(自分も、この貼り紙を見るまでは そう思っていました)