JR西日本 山陰地区の観光列車 「あめつち」。
これまでは 鳥取~出雲市駅間を1日に1往復するコースだけでしたが、2024年4月から 新たに 鳥取~城崎温泉駅間と米子~出雲横田駅間の2コースが追加されました。
このうち、米子~出雲横田駅間のコースは、2023年11月で運行を終了した木次線のトロッコ列車 「奥出雲おろち号」 の代替でもあります。
今回、2024年4月に松江駅を訪れ、あめつちの 「出雲横田行き」 を撮影しました。
このブログで紹介しておきたいと思います。
★前回の記事★
【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
観光列車 「あめつち」 2024年3月~9月の運行について ~運行区間を拡大します~
広告
米子駅から普通列車に乗って、松江駅へやってきました。
出雲横田行きのあめつちは、8時45分に到着後、この駅で20分間停車します。
米子からの普通列車は 8時56分に到着。
あめつちの発車まで9分しかないので、急いで撮影しました。
まずは、改札口に設置されている発車標から。
下の段に、観光列車あめつち 「出雲横田行き」 の表示が出ています。
木次線では 朝に木次発の松江行き(平日は宍道~松江駅間 快速)が1本設定されていますが、松江方面から木次線に乗り入れる列車は 通常ダイヤで設定されていません。
出雲市方面へ向かう下り列車は 基本的に3・4番のりばを発着しますが、あめつちは 上りホームである1番のりばに停車していました。
普通 出雲市行きが発車すると、下の段に寝台特急 「サンライズ出雲」 出雲市行きが表示されました!
米子駅と松江駅で撮影した 出雲横田行きの表示を比較してみました。
(写真は上が米子駅、下が松江駅です)
米子駅の発車標は 行き先欄が3文字分と狭いですが、松江駅は4文字分と 標準的な広さです。
そのため、出雲横田行きの表示が異なっています。
英語表示です。
こちらも、両者の表示が異なっているのが分かります。
種別・行き先表示も拡大して撮影。
米子駅の発車標は あめつちの種別が 「観光」 から 「快速」 に変わりましたが、松江駅では 「観光」 のまま変わっていません。
2019年4月に訪れた時、「観光あめつち」 の文字は緑色でしたが、今回訪れると オレンジ色に変更されていました。
続いて、1・2番のりばに設置されている発車標を撮影。
1番のりばのあめつちと 2番のりばの特急やくも10号 岡山行きが、どちらも9時5分発となっています。
あめつちは、やくもが到着した後に発車するのです。
1番のりばに停車中のあめつちを後ろから撮影。
2番のりばに到着した特急やくもは、2024年4月6日に運行を開始した新型車両 273系でした!
あめつちと新型やくもが並んだところを撮影。
新型やくもの到着後、あめつちが発車しました。
あめつちの法被(はっぴ)を着た人たちが、「ようこそ山陰へ!」 と書かれた横断幕を掲げて 見送っていました。
松江駅の中2階通路に、あめつち仕様の自動販売機が設置されていました。
以上、松江駅で撮影した観光列車あめつち 「出雲横田行き」 を紹介しました。