草津駅・南草津駅  年度別1日平均乗車人員
草津駅と南草津駅(2019年度まで)

2021年現在、琵琶湖線で最も新しい駅である 南草津駅

1994年9月の開業以来、利用客が急速に増え続けてきました。

2011年春のダイヤ改正で 新快速が停車するようになると、利用客の増加に拍車がかかり、2014年度には 長年1位だった草津駅を上回って、滋賀県内で最も利用客数の多い駅となったのです。





2017年度には、1日平均乗車人員が 滋賀県内で初(?)となる3万人を突破。

そこから、3年連続で3万人超えを達成しました。




ところが、2020年度は 新型コロナウイルスが感染拡大した影響で、利用客数が大幅に減少したのです。


2021年10月20日、JR西日本が公式ホームページに 「データで見るJR西日本2021 」 を掲載。

その中の 「P.86-91 駅(PDF形式)」 に 南草津駅と草津駅の2020年度の1日平均乗車人員が記載されていたので、このブログでさっそく紹介したいと思います。



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2019年度の1日平均乗車人員は、

南草津駅・・・30,443人
草津駅・・・・・29,569人 となっていました。

それでは、2020年度はどうなったかというと・・・



南草津駅・・・21,172人9,271人減・30.5%減
草津駅・・・23,947人(5,622人減・19.0%減)


!!!

なんと、草津駅が5,600人ほどの減少に留まったのに対し、南草津駅は9,000人以上の大幅減。

その結果、南草津駅の1日平均乗車人員が草津駅を下回り、県内1位から陥落しました。

逆に、草津駅は 2013年度以来、7年ぶりの首位返り咲きを果たしています。


草津駅と南草津駅 1日平均乗車人員の推移(2020年度まで)

草津駅と南草津駅の1日平均乗車人員の推移をグラフにしてみました。

開業以来、2018年度まで右肩上がりで増え続けた南草津駅と、1994年以降 ほぼ横ばいだった草津駅。

両者のグラフが、2020年度に ずどーんと落ちているのが分かります。


コロナの影響で大幅減は避けられないと思っていましたが、草津駅以上に利用客が大きく減少するとは驚きました。

南草津駅は これまで、草津駅に比べて通勤・通学の利用客が多かったのでしょう。

その多くが テレワークやオンライン授業などで電車に乗らなくなった結果、たった1年で9,000人以上減ってしまったのではないかと思います。


2021年度は、果たしてどうなるでしょうか?

今後も、南草津駅と草津駅の1日平均乗車人員に注目していきたいと思います。




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