
※草津駅に停車中の関空特急はるか。次の停車駅は石山でした。(2019年10月撮影)
JR西日本が 2021年3月13日に実施するダイヤ改正。
京阪神地区の特急関係では、新快速の止まらない大久保駅に通勤特急 「らくラクはりま」 が停車する という衝撃の改正内容がありましたが、もう1つ 新たに特急停車駅に昇格する駅があります。
琵琶湖線の南草津駅です。
【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
2021年3月13日にダイヤ改正を実施します(京阪神エリア)
★過去記事★
広告
今回のダイヤ改正で、関空特急 「はるか」 と 通勤特急 「びわこエクスプレス」 が 新たに南草津駅に停車するようになります。
また、これまで 山科駅は 一部のはるかが通過していましたが、改正後は 全ての列車が停車するようになります。

※JR西日本 ニュースリリースより引用。
南草津駅は 琵琶湖線で最も新しい駅ですが、1994年9月の開業以来、利用客が急速に増え続けてきました。
2011年春のダイヤ改正で 新快速が停車するようになると、利用客の増加に拍車がかかり、2014年には 長年1位だった草津駅を上回って、滋賀県内で最も利用客数の多い駅となったのです。
2017年度~2019年度の3年間は、1日の平均乗車人員が 県内で唯一3万人を突破しています。
そんな南草津駅ですが、県内最多の利用者数となった後も、特急が1本も停車しない状態が続いていたんですよね。
今回、ようやく 特急はるか、びわこエクスプレスの停車駅に昇格することになります。
これにより、琵琶湖線内では 新快速との停車駅の違いが 能登川駅に止まるか止まらないか だけになります。
ただし、特急はるかは 今回のダイヤ改正で米原~野洲駅間の運転がなくなるため、琵琶湖線内の停車駅が新快速と全く同じになります。