
※上の画像は、JR西日本 列車走行位置 より。
2020年7月14日の5時13分頃、北陸本線 近江塩津~新疋田駅間で架線トラブルが発生。
その影響で、北陸本線では木ノ本~敦賀駅間で15時間以上運転を見合わせ、その間 新快速や普通電車が木ノ本駅で折り返しました。(20時24分に運転再開)
「木ノ本行き」 は 通常ダイヤで設定されておらず、米原~木ノ本駅間で不定期に運転される SL北びわこ号で見られるだけだったんですよね。
SL以外で木ノ本行きが出現するのは、極めて珍しいことです。
前回の記事で、彦根駅と米原駅で撮影した 新快速 木ノ本行きの表示を紹介しました。
米原駅での撮影後、長浜駅でも 「木ノ本行き」 の電車や表示をいろいろ撮影してきたので、このブログで紹介したいと思います。
★前回の記事★
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米原駅から新快速 長浜行きに乗って、終点の長浜駅へ。
到着して列車から降りると、予想外の光景が!

なんと、同じホームの向かい側 2番のりばに 普通電車が停車していたのです!
しかも、「木ノ本行き」 の表示が出ているではありませんか!
この電車、本来は 17時41分発の普通 近江今津行きであり、電車は敦賀方面から来て3番のりばで折り返します。
しかし、木ノ本~敦賀駅間が不通になっているため、米原駅から回送されてきたのです。


前面の行き先表示を拡大して撮影。
新快速の車両(223系)には木ノ本行きの表示が出ませんでしたが、521系には出るんですね。
これまた予想外でした。


車両の側面にも、大きく 「木ノ本」 と表示されていました!
(新快速の車両にも、こんな感じで出てほしかったですね・・・)

後ろから撮ると、こんな感じ。

続いて、ホームの発車標をご紹介。
最初に見た時、行き先がなぜか 「長浜行き」 になっていました。
長浜駅の発車標に長浜行きが表示される という珍事が発生したのです。
ちなみに、過去には 姫路駅の発車標に姫路行きが表示されたことがありました。


車両を撮ってから再び発車標に目をやると、行き先が木ノ本行きに変わっていました。
一番下には 新快速の木ノ本行きも表示されており、3段中2段が木ノ本行きになっています。


普通 木ノ本行きは、発車時刻を過ぎても なかなか発車しませんでした。
列車名欄に表示される遅れが、3分、4分、5分、6分・・・と、どんどん増えていきます。

隣のホーム 1番のりばに移動し、普通 木ノ本行きを撮ってみました。


側面の行き先表示を改めて撮影。
2番のりばで撮った時よりも暗い写真になりましたが、日光が直接当たらないため LEDの光が薄くならず、良い感じに撮れました。


改札口に設置されている発車標です。(改札外から撮影)
2番のりばに普通 木ノ本行きが停車中でしたが、もう次の表示に切り替わっていました。
19時台の電車は、本来の行き先(敦賀行き・近江塩津行き)になっています。
普通 木ノ本行きは、18時頃に発車していきました。


ホームへ戻り、再び発車標を撮影。


新快速 木ノ本行きは、3分遅れて運転していました。

しばらくして、新快速 木ノ本行きが到着。
やはり、223系には 木ノ本行きの表示が用意されていないようでした。

側面の行き先表示。こちらも無表示となっています。

今度は後ろから撮影。
通常であれば 到着後 すぐに発車するのですが、駅員から 「時間調整のため30分ほど停車する」 とアナウンスがありました。
18時42分発だった普通 敦賀行きの時刻で運転するようです。

1番のりばから発車する新快速 播州赤穂行きに乗って、引き返しました。
過去記事で紹介した通り、JR西日本は 今年3月中旬から 223系の車内にあるLED案内表示器を液晶ディスプレイに順次取り替えています。
自分が223系の液晶ディスプレイを実際に見るのは この日が初めてでしたが、木ノ本駅以北が不通になっているためか、残念ながら 種別と行き先、号車番号しか表示されていませんでした。
以上、長浜駅で撮影した木ノ本行きを紹介しました。