
七尾線では、2015年10月から 全車指定席の観光列車 「花嫁のれん」 が運転を開始しました。
基本的に 土休日と月曜・金曜に運転され、金沢~和倉温泉駅間を1日2往復します。
今回、2021年3月に 七尾駅で 「花嫁のれん」 を撮影しました。
駅名標の写真とあわせて紹介します。
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11時34分、1番のりばに特急 「花嫁のれん1号」 和倉温泉行きが入線してきました。
七尾駅のホームには接近表示器が設置されており、列車が接近すると 「列車に注意」 の文字が点滅します。
接近表示器からは、一青窈さんの大ヒット曲 「ハナミズキ」 のピアノ演奏が流れていました。
ちなみに、この駅では ホーム・改札口共に 発車標が設置されていません。


1番のりばに到着した特急 「花嫁のれん」 を撮影。
輪島塗をイメージした赤と黒の車体に、加賀友禅をイメージした花などの絵柄が彩られています。

列車から 和装の人が数人降りてきました。
花嫁のれんの車内でおもてなしを行うアテンダントです。
これまでは、和倉温泉の老舗旅館 「加賀屋」 などに委託していましたが、2021年4月から JR西日本の社員が担当するようになっています。
【日本経済新聞の記事】
観光列車 「花嫁のれん」 JR西、社員がアテンダント

後ろから撮ると、こんな感じ。
列車は この駅で2分間停車した後、和倉温泉駅へ向かって発車していきました。


1番のりばには、花嫁のれん仕様の駅名標と、列車名の由来である 「花嫁のれん」 が設置されていました。
「花嫁のれん」 とは、娘の幸せを願って嫁ぎ先に渡される 嫁入り道具の一つ。
婚礼当日、花嫁は 嫁ぎ先に提げられた花嫁のれんをくぐって嫁入りします。
石川県を中心とした旧・加賀藩(加賀・能登・越中)の伝統文化です。

花嫁のれん仕様の駅名標を撮影。

「ようこそ七尾へ」 と書かれた歓迎看板と、「花嫁のれん」 を撮影。

隣には、七尾市のマスコットキャラクター 「とうはくん」 の置き物がありました。

近くには、七尾高校の美術部が制作した絵画が展示されていました。

改札外コンコースでも、花嫁のれんが展示されていました。

最後に、隣のホーム 2・3番のりばの駅名標をご紹介。
こちらは、2番のりばの駅名標です。

先ほどの反対側、3番のりばの駅名標です。
降車専用ののりばとなっています。
そのためか、金沢側に右矢印が付いていません。
以上、七尾駅で撮影した 「花嫁のれん」 と駅名標を紹介しました。









