奈良駅から学研都市線 京田辺方面へ向かう場合、通常は 2駅隣の木津駅で乗り換えなければなりません。
しかし、早朝に2本だけ、奈良駅始発で 学研都市線に直通する快速電車が設定されているのです。
※5時39分発の区間快速 西明石行き(土休日は宝塚行き)、5時50分発の快速 新三田行き。
今回は、2024年5月の平日(GW休み)に奈良駅で撮影した 快速 「新三田行き」 をご紹介。
★前回の記事★
★過去記事★
広告
駅前のホテルに泊まり、5時過ぎに奈良駅を訪れました。
改札口に設置されている JR奈良線の発車標に、区間快速 西明石行きと快速 新三田行きが表示されています。
JR東西線を経由するため、どちらも 行き先に 「東西線経由」 が付きます。
JR東西線経由 新三田行きの表示を、同じ日に撮影した 京橋駅の発車標と比較してみました。
※写真は上が京橋駅(JR東西線の発車標)、下が奈良駅の表示です。
表示される文字のフォント(点灯しているドットの位置、線の長さなど)が異なっています。
英語表示は、こんな感じ。
京橋駅の表示は 「Shin-」 と 「Sanda」 が上下に分かれていますが、奈良駅の表示は 「Shin-Sanda」 と大きく表示されています。
改札内コンコースに設置されている発車標も撮影。
5時50分発の快速 新三田行きは、平日と土休日とで発車ホームが異なります。
(平日は3番のりば、土休日は4番のりば)
平日は 5時46分発の普通 京都行き(土休日運休)が4番のりばから発車するため、その4分後に発車する快速 新三田行きを3番のりばに入線させているのです。
4・5番のりばの発車標です。
一番下の段に、隣のホーム・3番のりばから発車する 快速 新三田行きが表示されています。
2・3番のりばの発車標を撮影。(英語表示は撮影できませんでした)
5時40分発の普通 JR難波行きは、万葉まほろば線(桜井線)ホームの1番のりばから発車します。
先ほどの普通 JR難波行きが発車した後に、改めて撮影。
乗車位置は、3ドア車(221系・227系)が△印、4ドア車(205系・207系・321系)が○印です。
3番のりばに、快速 JR東西線経由 新三田行きが入線してきました。
電車がまいります Train Approaching 表示を撮影。
3番のりばに到着した快速 新三田行きを撮影。
車両は、7両編成の207系でした。
JR奈良線の快速は、隣の駅である平城山(ならやま)駅を通過しますが、大和路線と学研都市線の快速は停車します。
しゃがんで撮ると、こんな感じ。
車両側面の種別・行き先表示を撮影。
方向幕の路線記号は、JR宝塚線 G になっています。
同じホームの向かい側 2番のりばには、201系の普通 JR難波行きが停車しています。
大和路線の201系は、2024年度中に全て引退する予定です。
隣のホーム 4番のりばから、3番のりばに停車中の快速 新三田行きを撮影。
ライトがハイビームになったところで、改めて撮影。
その後 発車時刻になり、木津方面へ向かって発車していきました。
終点の新三田駅には、8時2分(土休日は8時4分)に到着します。
なお、新三田発の奈良行きは、夜の時間帯に1本設定されています。
※平日は新三田20:51発(土休日は19:24発)。
以上、奈良駅で撮影した快速 「新三田行き」 を紹介しました。