奈良駅から学研都市線 京田辺方面へ向かう場合、通常は 2駅隣の木津駅で乗り換えなければなりません。
しかし、早朝に2本だけ、奈良駅始発で 学研都市線に直通する快速電車が設定されているのです。
※5時39分発の区間快速 宝塚行き(平日は西明石行き)、5時50分発の快速 新三田行き。
今回、2022年2月に奈良駅を訪れ、朝5時台にしか見られない 学研都市線直通の電車を撮影しました。
発車標の表示を中心に紹介したいと思います。
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奈良駅前のホテルに泊まり、翌朝5時過ぎに奈良駅へ行ってみると・・・
改札口に設置されている発車標に、区間快速 宝塚行きと 快速 新三田行きの表示が出ていました!
JR奈良線 京都方面の案内が表示される発車標に、学研都市線直通の電車の案内が表示されていて、何だか新鮮に感じます。
行き先表示を拡大して撮影。
JR東西線に直通するため、日本語表示は 「東西線経由 宝塚」 「東西線経由 新三田」 となっています。
こちらは、改札内コンコースにある発車標です。
4・5番のりばに設置されている発車標を撮影。
大和路線 加茂方面や JR奈良線 京都方面へ向かう電車は、基本的に このホームから発車します。
しかし、区間快速の宝塚行きは例外で、隣のホーム・3番のりばから発車します。
2・3番のりばの発車標は、こんな感じ。
5時37分発の普通 JR難波行きは、万葉まほろば線ホームである1番のりばから発車します。
なお、一番下の段に回送列車は、205系の試運転電車でした。
3番のりばに、区間快速 宝塚行きが入線してきました。
「電車がまいります」 「Train Approaching」 表示を撮影。
車両側面の方向幕と行き先表示を撮影。
方向幕の路線記号は、JR宝塚線 G ではなく 学研都市線 H になっていました。
おそらく、京橋駅で普通電車に種別変更するためではないかと思います。
3番のりばに停車中の区間快速 宝塚行きを撮影。
7両編成の207系です。
車両前面の方向幕と行き先表示を拡大して撮ってみました。
この電車は、四条畷駅まで各駅に停車した後、住道・放出(はなてん)・京橋の順に停車します。
京橋で種別が普通電車に変更され、そこから終点の宝塚駅まで各駅に停まります。
しゃがんで車両を撮ると、こんな感じ。
学研都市線の車両(207系・321系)に女性専用車がありますが、大和路線は対象外となっています。
そのため、女性専用車が停車する位置に 女性専用車の乗車位置ステッカーがありません。
区間快速 宝塚行きの発車後、改めて 改札内コンコースの発車標を撮影。
一番下の段には、JR奈良線の快速 京都行きが表示されています。
4・5番のりばの発車標も改めて撮影。
4番のりばに、快速 新三田行きが入線してきました。
「電車がまいります」 「Train Approaching」 表示を撮影。
車両側面の方向幕と行き先表示を撮影。
こちらは、JR宝塚線の路線記号が表示されていました。
4番のりばに停車中の快速 新三田行きを撮影。
7両編成の321系でした。
JR奈良線の快速は、隣の駅である平城山(ならやま)駅を通過しますが、大和路線と学研都市線の快速は停車します。
しゃがんで撮ると、こんな感じ。
以上、奈良駅で撮影した 学研都市線 直通の快速電車を紹介しました。