
大和路線では、2024年3月18日から 平日に通勤特急 「らくラクやまと」 が運行を開始しました。
臨時特急 「まほろば」 と異なり、奈良~新大阪駅間を 天王寺駅経由で結びます。
朝に奈良発 新大阪行き、夜に新大阪発 奈良行きが1本ずつ運転されます。
今回、2024年5月に奈良駅を訪れ、通勤特急 「らくラクやまと」 新大阪行きを撮影しました。
発車標の表示を中心に紹介します。
★前回の記事★
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まずは、改札口に設置されている発車標から。
一番下の段に、通勤特急 「らくラクやまと」 新大阪行きの表示が出ました!
列車名は 基本的にオレンジ色(号数表示の 「号」 のみ赤色)で表示されるのですが、らくラクやまとは赤色になっています。
おおさか東線を経由する新大阪行きの場合、行き先欄に 「東線経由 新大阪」 と表示されますが、らくラクやまとは天王寺経由なので ただ単に 「新大阪」 と表示されていました。


英語表示は、こんな感じ。

発車標に、らくラクやまとの旗が吊されていました。


改札内コンコースに設置されている発車標も撮影。


2・3番のりばに設置されている発車標を撮影。
改札口・改札内コンコースの発車標に比べ、列車名欄が狭いです。
一番上の段には、有料座席 「うれしート」 が設定されている直通快速が表示されていました。


英語表示は、こんな感じ。


続いて、1番のりば(万葉まほろば線)の発車標を撮影。
2番のりばの線路は左右両方にホームがあり、1番のりば側から乗り降りすることもできます。
そのため、このホームの発車標は、下の2段に 大和路線 大阪方面の発車案内が表示されます。
ちなみに、1番のりば側は のりば番号がなく、駅の自動放送では 「こののりば」 と呼ばれます。
そのため、このホームの発車標は、下の2段に 大和路線 大阪方面の発車案内が表示されます。
ちなみに、1番のりば側は のりば番号がなく、駅の自動放送では 「こののりば」 と呼ばれます。


関西線 柘植~亀山駅間では、2024年5月20日(月)・21日(火)の9時頃~14時頃まで集中保守工事が実施され、その間 列車の運転を取り止めました。
奈良駅の発車標では、そのことを予告するスクロール表示が流れていました。
【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
関西本線(一部区間)における昼間時間帯集中保守工事に伴う列車の運転休止について


再び2・3番のりばの発車標を撮影。
らくラクやまとの6分前に 快速 JR難波行きが発車しますが、天王寺駅まで らくラクやまとに追い抜かれません。
※快速 JR難波行きは 奈良7:10発・天王寺7:52着。らくラクやまとは 奈良7:16発・天王寺7:56着。


通勤特急 「らくラクやまと」 新大阪行きが、一番上の段に表示されました。
一番下の段には、「うれしート」 付きの直通快速が表示されています。

らくラクやまとの停車駅は、王寺までの各駅と久宝寺・天王寺・大阪(地下ホーム)・新大阪です。
天王寺までは 停車駅が大和路快速などの快速電車と同じですが、停車駅案内のスクロール表示では 「王寺までの各駅」 と略さずに、「郡山・大和小泉・法隆寺・王寺」 と全ての停車駅を案内します。
なお、奈良~郡山駅間では 高架化工事にあわせて新駅が設置される予定です。
(2028年度に工事完了予定)


2番のりばに、通勤特急 「らくラクやまと」 新大阪行きが入線してきました。
列車がまいります Train Approaching 表示を撮影。

2番のりばに到着した通勤特急 「らくラクやまと」 新大阪行きを撮影。
車両は、特急 「くろしお」 や 「まほろば」 で使われる、3両編成の287系です。
奈良県はこれまで、沖縄を除く全国で唯一、JRの定期特急列車が運行されていませんでした。
奈良県で 国鉄・JRの定期特急列車が設定されるのは、1967年に廃止された特急 「あすか」 以来 約57年ぶりのことです。
※急行を含めた場合は、2006年に廃止された急行 「かすが」 (名古屋~奈良)以来18年ぶり。
奈良県で 国鉄・JRの定期特急列車が設定されるのは、1967年に廃止された特急 「あすか」 以来 約57年ぶりのことです。
※急行を含めた場合は、2006年に廃止された急行 「かすが」 (名古屋~奈良)以来18年ぶり。


車両側面の種別・行き先表示を撮影。
らくラクやまとの方向幕が用意されています。

足元には、らくラクやまとの乗車位置ステッカーが貼ってあります。

後ろから車両を撮ると、こんな感じ。
以上、奈良駅で撮影した通勤特急 「らくラクやまと」 新大阪行きを紹介しました。