
2023年6月2日、台風2号による大雨の影響で、和歌山線・高野口駅構内の盛土が崩壊しました。
このため、和歌山線では 6月4日から10日まで、橋本~粉河駅間で運転を見合わせます。
※2023年6月11日追記※
11日始発から運転を再開しました。
その間、王寺・五条方面からの和歌山行きは、行き先が 「橋本行き」 に変更されているのです。
和歌山発の橋本行きは 1日に2本設定されていますが、王寺・五条方面からの橋本行きは 通常ダイヤで設定されていません。

今回、6月4日に王寺駅や高田駅、五条駅などを訪れ、「橋本行き」 を撮影してきました。
この記事では、王寺駅で撮影した写真をご紹介。
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新大阪駅を11時22分に発車する おおさか東線の直通快速 奈良行きに乗って、王寺駅へやってきました。
まずは、その直通快速を撮影。
以前は 7両編成の207系・321系で運転されていましたが、2023年3月18日のダイヤ改正から8両編成の221系で運転されるようになっています。
さっそく中央改札口へ行き、和歌山線の発車標を確認すると・・・


橋本行きが表示されていました!
王寺駅の発車標は、表示される文字のフォントが 和歌山駅の発車標と異なっています。


4・5番のりばへ行くと、ちょうど橋本行きが発車するところでした。
車両は、2両編成の227系です。


次の高田行きが発車した後、改めて中央改札口の発車標を撮影。
行き先を拡大して撮りました。


英語表示は、こんな感じ。


4・5番のりばに設置されている発車標です。
なぜか 橋本行きの乗車位置が表示されていません。

13時7分発の普通 橋本行きを撮影。
12時7分発の橋本行きは ホームの後ろ寄り(JR難波側)に停車していましたが、こちらは ホームの前寄りに停車しています。
おそらく、折り返し 橋本行きとなる電車が4両編成で到着し、JR難波側の2両が切り離され 回送列車になったのでしょう。

車両側面の行き先表示です。
今回は車掌が乗務していたのか、「ワンマン」 の表示が出ませんでした。

後ろから撮ると、こんな感じ。

車両前面の行き先表示を拡大して撮ってみました。

隣のホーム 3番のりばから、橋本行きの車両を撮影。


3番のりばに、普通 JR難波行きの201系が入線し、4番のりばに停車中の橋本行きと並びました!

今度は 4番のりばから。
橋本行きの227系と、発車していく201系を撮影。
その後、橋本行きに乗車しました。


高田駅と五条駅で橋本行きを撮影し、王寺駅へ戻ってきました。
4・5番のりばの発車標に、5番のりばから発車する橋本行きの表示が出ています。

ついでに、4番のりばに停車中の普通 万葉まほろば線経由 奈良行きも撮影。


5番のりばに、折り返し 橋本行きとなる電車が入線してきました。
電車がまいります Train Approaching 表示を撮影。


橋本行きの表示が一番上の段に表示されると、一番下の段に五条行きが表示され、橋本行き・万葉まほろば線経由 奈良行き・五条行きの3つが並びました。
五条行きや和歌山行きは、行き先に 「高田方面」 が付くのですが、橋本行きは ただ単に 「橋本」 と表示されています。
(22時台に1本設定されている 「粉河行き」 も同様)


英語表示は、こんな感じ。


中央改札口の発車標も撮影しました。

5番のりばに停車中の普通 橋本行きを撮影。
こちらは、ワンマン運転です。
ちなみに、車内の自動放送は 王寺発の橋本行きに対応しておらず、和歌山行きの放送になっていました。

しゃがんで撮ると、こんな感じ。


車両側面の行き先表示です。
ワンマン運転の場合、王寺駅に停車している間、路線記号と 王寺町のゆるキャラ 「雪丸」 が交互に表示されます。
雪丸が表示されている橋本行きは、通常ダイヤだと見られません。
以上、王寺駅で撮影した普通 「橋本行き」 を紹介しました。
※2023年6月11日追記※
6月10日に再び王寺駅を訪れると、和歌山行きが 「五条行き」 に変更されていました。
6月5日から橋本~粉河駅間で代行バスが運行を開始し、それに伴って 五条~橋本駅間と粉河~和歌山駅間が臨時ダイヤになったため、五条駅を境に運行系統が分離されたのではないかと思います。
王寺発の橋本行きが運転されたのは 6月4日だけでしょう。
★王寺発 橋本行き まとめ記事★
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