予讃線は、2018年7月6日に発生した西日本豪雨によって、一部区間で大きな被害を受けました。
香川県内では、本山~観音寺駅間にある財田川橋梁の橋脚が傾く被害があり、同区間の復旧に1ヶ月以上を要しています。
(8月9日に運転再開)
その間、岡山~松山駅間を結ぶ特急 「しおかぜ」 は 多度津駅と観音寺駅で折り返し運転を行い、多度津~観音寺駅間で直行バスによる代行輸送が実施されました。
(多度津~本山駅間は普通列車のみ運転。 特急・普通共に一部列車運休)
岡山発の 「多度津行き」 は、通常ダイヤで設定されていない行き先です。
今回、2018年7月に岡山駅を訪れ、そんな特急しおかぜ 多度津行きを撮影しました。
発車標の表示を中心に紹介します。
【JR四国 ニュースリリース(PDF)】
予讃線 多度津駅・本山駅~観音寺駅間のバス輸送等について
平成30年7月豪雨に伴うJR四国管内の被災状況及び復旧予定について
★前回の記事★
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まずは、中央改札口に設置されている発車標から。
上から4段目に、特急しおかぜ 多度津行きの表示が出ていました!
1日に2本しかない 特急南風・うずしおの高知・徳島行きと、臨時列車の 「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」 琴平行きの表示も出ています。
一番下の段に流れるスクロール表示では、松山方面へは 多度津~観音寺駅間で代行バスを利用するよう 案内されていました。
その後、快速 マリンライナーに乗って 児島駅へ向かいました。
児島駅から戻った後、今度は8番のりば単独の発車標を撮影。
(瀬戸大橋線ホームの東側、5番のりばの向かい側にあります)
1日に1本しか設定されていない特急南風 「宿毛行き」 の表示が出ていました。
なお、2019年3月のダイヤ改正で 岡山発の特急南風は 全列車 高知行きに統一され、岡山発の宿毛行きや中村行きが消滅しています。
英語表示は、こんな感じ。
宿毛行きの表示が出たところで、中央改札口の発車標を改めて撮影。
特急しおかぜは 通常だと1時間間隔で運行されますが、一部列車が運休となっており、11~17時台は2時間間隔での運行となっていました。
今度は、地下改札口に設置されている発車標を撮影。
英語表示は、こんな感じ。
ホームへ戻り、列車側面のLED表示を撮影。
多度津行きの表示が用意されていないのか、松山行きの表示が出ていました。
6・8番のりばの発車標です。
こちらも、特急しおかぜ 多度津行きと、今はなき特急南風 宿毛行きが同時に表示されていました。
普通列車の場合、列車名欄に 路線名と乗車位置が交互に表示されます。
夜、特急南風・うずしおの高知・徳島行きが表示されていたので、またまた中央改札口の発車標を撮りました。
以上、岡山駅で撮影した特急しおかぜ 「多度津行き」 の表示を紹介しました。
★西日本豪雨に伴うレアな行き先★