2020年10月4日、敦賀方面へ向かう際、乗り換えのため 近江塩津駅を訪れると、大きな変化がありました。


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!!!

なんと、1番のりばの外側の線路(湖西線の下り線)に、ホームらしきものが出現していたのです!
(いや、どう見ても 建設中のホームですよね?)

長さはちょうど4両分あるように見えます。


近江今津駅 ホーム増設?
近江塩津駅を訪れたことのない人のために、駅の構造を図にしてみました。

もともとは2面3線でしたが、湖西線を建設する際、駅西側に盛土を迫り出す形で線路を増設しました。

そのため、最も西側を通る 湖西線の下り線にはホームがなく、湖西線から敦賀方面へ向かう新快速や普通電車は、上り線を横切って 3番のりば(もしくは2番のりば)に入線しているんですよね。

もしホームが増設されれば、湖西線の下り線に電車を停車させることができるようになり、ダイヤが乱れた時に 駅の手前で信号待ち(上り電車の通過・発車待ち)をすることがなくなるでしょう。


ただ、2020年現在、日中の時間帯は 北陸線 米原方面からの新快速(当駅止)から 湖西線 京都方面への新快速へ、湖西線 敦賀方面の新快速から 北陸線 米原方面への新快速(当駅始発)へ、同一ホームで対面乗り換えができるようになっています。

湖西線の下り電車が3番のりばに入線することで 4番のりばの米原方面行きとの対面乗り換えが実現できているのに、新ホームに停車するようになれば こういった対面乗り換えができなくなるんですよね。

この駅に停車する電車は 各方面とも 基本的に1時間に1本程度ですし、対面乗り換えを止めてまで ホームを増設する必要があるかと言われると、疑問に思います。


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ついでに、3番のりばから撮影してみました。


今回のホーム増設工事(?)について インターネットで検索してみましたが、ツイッターのつぶやきがヒットするくらいで、JR西日本や長浜市からの公式な発表はありませんでした。

なぜこのような工事が行われているのか、そして今後 近江塩津駅がどのように変わっていくのか、非常に気になるところです。

この駅は 乗り換え駅であるにも関わらず エレベーターがなく、バリアフリー面で課題がありますが、今回の工事に合わせて エレベーターが設置されるかもしれませんね。


★次の記事(2021年3月)★


★使用開始後の様子(2022年1月)★


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