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※323系の車両側面。片側にドアが3ヶ所(以下 3ドア車)です。
(2018年11月に京橋駅で撮影)



大阪環状線では、かつて 103系や201系といった4ドア車と、221系・223系・225系といった3ドア車が混在していました。
※103系・201系は普通電車、221系は大和路線直通列車(大和路快速など)、223系・225系は阪和線直通列車(関空/紀州路快速など)。

そのため、乗車位置は 4ドア車が 「○印」、3ドア車が 「△印」 というように区別されていたんですよね。


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※上の写真は2020年11月に大阪駅で撮影。

ところが、2016年に 3ドアの新型車両・323系 が登場。

2019年度にかけて 4ドアの103系と201系を全て323系に置き換えたため、大阪環状線の普通・快速電車が3ドア車で統一されたのです。

その結果、乗車位置も△印で統一され、○印は使われなくなりましたが・・・


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2021年3月に再び大阪駅を訪れると、発車標に ○印の乗車位置表示が復活していました。

マイナビニュースの記事 によると、2021年2月6日(土)の始発から、323系の乗車位置を○印と案内するようになったとのこと。


221系・223系・225系は 女性専用車なし、トイレありで、座席は転換クロスシート。

323系は 女性専用車あり、トイレなしで、座席はロングシート。


このように、323系は 他の車両と車内設備が異なっています。

こうした違いを発車標で示すことになりました。


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※上の写真は、2020年9月に撮影。

2番のりば(外回り)の発車標も見ておきましょう。

内回りの場合、乗車位置が全て△印であっても、発車標の種別欄を見れば、大和路快速が221系、関空/紀州路快速が223系・225系、普通電車が323系 というように区別できます。

しかし、外回りは 大和路快速と関空/紀州路快速が 大阪駅で普通電車に種別変更するため、発車標を見ただけでは 323系かそうでないかの区別ができませんでした。


「京橋・鶴橋方面行き」 は 環状線を一周する電車であり、323系で運行されることがほとんどです。

天王寺行きは 基本的に221系・223系・225系ですが、323系の天王寺行きもあるんですよね。


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そしてこちらが、2021年3月に撮った写真。

37分発から45分発まで 3本連続で天王寺行きが来ますが、37分発の列車のみ ○印となっており、323系で運行されることが分かります。


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ついでに、2番のりばの乗車位置を撮影。

前述の通り、○印と△印は 車内設備の違いを示すためのものです。

そのため、両者の乗車位置は分けられていません。


ちなみに、今回は撮っていませんが、1番のりばの乗車位置は 行き先別(普通電車、大和路線方面、阪和線方面)に分かれています。

環状線の普通電車が赤、大和路快速が緑、関空快速が青、紀州路快速がオレンジというように色で分けられていて、わかりやすいです。



マイナビニュースの記事によると、「発車標の表示の変更に先立ち、大阪環状線・JRゆめ咲線の駅に案内が掲出されている」 とのこと。

しかし、今回 大阪駅を訪れた時、環状線ホームに そのような案内は見当たりませんでした。

○印と△印で何が違うのかは、余程乗り慣れている人か 一部の鉄道ファンにしか分からないでしょう。

そのため、発車標に 「○印の電車は女性専用車あり・トイレなし」 と書かれた案内を貼り付けた方が良いと思いました。


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