

※上の写真はキハ85系気動車(2022年4月撮影)、下の写真はHC85系(2023年4月撮影)。
名古屋(1往復のみ大阪)~高山方面を結ぶ特急 「ひだ」。
これまでは キハ85系気動車が使用されてきましたが、2022年7月から 新型車両の 「HC85系」 が運行を開始しました。
2023年3月18日のダイヤ改正からは、全定期列車がHC85系での運行となっています。


※上の写真は、2023年4月に撮影。
大阪駅発着の特急ひだがHC85系になって以降、大阪駅の発車標に ひだの乗車位置( 黄 1~4)が表示されるようになりました。


※上の写真は、2022年3月に撮影。
でも、大阪駅の11番のりばには 特急列車の乗車口案内表示器が設置されており、そこに特急ひだ 高山行きも表示されるので、発車標に乗車位置を表示する必要は無いはずです。
今回は、なぜ大阪駅の発車標に 特急ひだの乗車位置が表示されるようになったのかについて書いてみました。
★過去記事★
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※上の写真は、2024年2月に撮影。
こちらが、11番のりばの床に貼ってある 特急ひだの乗車位置ステッカーです。
(2号車の乗車位置ステッカーは、サンダーバード待ちの利用客が立っていたため未撮影)
ひだの乗車位置は黄色のみであり、他の色の乗車位置ステッカーはありませんでした。
なぜ、HC85系の大阪駅乗り入れにあわせて この乗車位置ステッカーが整備されたのかというと・・・

※上の写真は、2024年2月に撮影。
なんと、ひだの乗車位置ステッカーの真上に 特急列車の乗車口案内表示器がないのです。
1日に1本しかない ひだのために乗車口案内表示器を増設するよりも、床に ひだの乗車位置ステッカーを貼って 発車標で乗車位置を案内する方がはるかに安上がりで良い と判断されたのでしょう。


最後に、隣のホーム 10番のりばから撮った写真を新旧比較してみました。
キハ85系は3両編成でしたが、HC85系は2両または4両で運転されます。
(撮影時は4両編成でした)
HC85系は、ドアの位置がキハ85系と異なるのでしょう。