2021年3月13日、湖西線では強風が見込まれたため、和邇~近江塩津駅間で 13時頃から21時頃まで運転を見合わせました。
その間、近江舞子行きや近江今津行きの普通電車が 「和邇行き」 に変更されたのです。
(全区間運休となった電車や 堅田行きに変更された電車もあり)
かつては 2つ手前の堅田駅で折り返していましたが、2019年 和邇駅に折り返し設備が新設されました。
和邇行きは 通常ダイヤで設定されておらず、和邇~近江舞子駅間で運転を見合わせる時だけ発生する レアな行き先です。
今回は、大津京駅で撮影した 「和邇行き」 の表示をご紹介。
★前回までの記事★
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比叡山坂本駅から京都行きに乗って大津京駅へ。
到着後、隣のホーム 1・2番のりばへ向かうと、和邇行きがちょうど入線するところでした。
「電車がまいります」 「Train Approaching」 表示を撮影。
前回の記事でも書いたとおり、この和邇行きは 通常だと5分間停車して 後から来る新快速と緩急接続するのですが、新快速が湖西線内で運休となっているため、わざわざ5分も停車する必要がありません。
そのため、京都駅をわざと遅れて発車し、大津京駅での停車時間を短くしたのです。
和邇行きは5分遅れでしたが、定刻通り発車していきました。
和邇行きが発車すると、真ん中の段に堅田行きが表示されました。
行き先表示を拡大して撮影。
表示される文字のフォントは、他の駅と同じです。
新快速が運休しているため、普通電車しか運転されていませんが、「堅田まで普通 和邇行が先に着きます。」 とスクロール表示されていました。
改札口の発車標は、こんな感じ。
新快速と緩急接続する普通電車は 1番のりばを発着しますが、新快速運休で緩急接続がなくなっても 1番のりば発着で変わりません。
以上、大津京駅で撮影した 「和邇行き」 を紹介しました。