2025年4月21日から10月13日までの間、桜島駅と新大阪駅(2番のりば)に、「可動スロープ」 が試験的に導入されました。

列車が到着すると、これが動いてホームと列車の段差・隙間を埋め、スロープ機能を果たします。


2025年5月に桜島駅を訪れた際、ホームに設置された可動スロープを撮影しました。

このブログで簡単に紹介しておきたいと思います。


【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
車椅子をご利用のお客様に安心・快適にご利用いただくため、列車乗降時の段差・隙間の解消に向けた検証を行います

★前回の記事★



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まずは、ホームの様子から。

可動スロープは、1・2番のりば 足元○印7番の乗車位置に1ヶ所ずつ設置されました。

桜島止まりの列車の場合は前から2両目、桜島発の列車の場合は後ろから2両目です。


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このピンク色のホーム床が 「可動スロープ」 です。

車椅子・ベビーカースペースの最寄り乗車位置に設置されました。


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可動スロープを拡大して撮影。

スロープが点字ブロックから離れ、車両にピッタリくっついているのが分かります。

可動スロープについて、利用時間や注意書きなどが日本語と英語で書かれていました。


万博期間中に運行される臨時列車 「エキスポライナー」 に乗って 新大阪⇔桜島を移動すると、乗車時と下車時の両方で 可動スロープを利用できます。

エキスポライナー専用と書かれていますが、桜島駅では普通 西九条行きでも稼働していました。


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列車がいない時は、可動スロープと点字ブロックがピッタリくっついています。


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車両側から見ると、こんな感じ。

隙間が狭く、車椅子でも安心して乗り降りできますね。


以上、桜島駅に設置された 「可動スロープ」 を紹介しました。

この可動スロープ、動いている様子が面白いので、気になった方はYouTubeなどでチェックしてみてください。


今回の試験導入では、より多くの駅で稼働させるための検証が行われました。

今後、どの駅に設置されるのか、どこまで広がるのか注目していきたいと思います。




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