
※下関駅の改札口。(2018年3月撮影)
下関駅は、JR西日本の駅でありながら、これまでJR九州のSUGOCAエリアに属しており、九州方面しかICカードが使えませんでした。
2023年4月1日に ICOCAエリアが徳山駅から下関駅まで拡大し、新山口方面もICカードが使えるようになっています。
これに伴い、下関駅の改札口に大きな変化がありました。
今回、2023年9月に下関駅を訪れ、ICOCAエリア拡大後の改札口を撮影しました。
このブログで紹介しておきたいと思います。
【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
在来線(山口エリア)および山陽新幹線でのICカードサービス拡大
~2023年4月1日(土)スタート!~
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6・7番のりばから階段を下りると、足元に 「JR九州」 と書かれた赤い誘導表示と、「JR西日本」 と書かれた青い誘導表示がありました。
これらは、中央の改札口に向かって延びています。

3・4番のりばの階段前から撮ると、こんな感じ。
こちらは、山陽線 新山口方面と山陰線の降車専用ホームとなっているため、誘導表示は JR西日本のみとなっています。



今回のICOCAエリア拡大により、自動改札機が JR九州とJR西日本とで分離されました。
九州方面からの利用客は SUGOCAエリア用の赤い改札機を、新山口方面からの利用客は ICOCAエリア用の青い改札機を通ることになります。
ICOCAエリアの拡大後も、新下関⇔小倉 などように ICOCAエリアとSUGOCAエリアを跨がってICカードを使うことはできません。



下関駅は、JR西日本の駅でありながら、これまでJR九州の自動改札機が設置されていました。
ICOCAエリアの拡大に伴い、右半分が JR西日本の自動改札機に取り替えられています。
右端の自動改札機は、車椅子が通れる幅広タイプです。
入場・出場のどちらにも対応していますが、自分が訪れた時は 入場専用になっていました。

左端には、JR西日本の豪華寝台列車 「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」 の利用客専用の改札口が設けられています。


改札外から撮った写真を新旧比較してみました。
(上の写真は2018年3月、下の写真は2023年9月撮影)
入場用の改札機が JR西日本のタイプに変化しているのが分かります。
JR九州の改札機は、全て出場専用です。
また、以前は係員通路が幅広でしたが、隣に幅広タイプの改札機が設置されたため、その分 係員通路が狭くなっています。


自動改札機を拡大して撮影。
以上、下関駅 ICOCAエリア拡大後の改札口を紹介しました。