
新大阪駅では通常、福知山方面へ向かう特急 「こうのとり」 が10番のりばから発車します。
ところが、2025年3月16日に新大阪駅を訪れると、改札内の液晶ディスプレイに、こうのとり19号ののりばを8番のりばに変更すると表示されていたのです!
今回、新大阪駅で 8番のりばから発車する特急 「こうのとり」 を撮影しました。
このブログで紹介しておきたいと思います。
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まずは、在来線改札口に設置されている発車標から。
18時1分発の特急こうのとり19号 福知山行きののりばが、8番のりばになっています。


7・8番のりばへ下りる階段の手前にある 液晶ディスプレイ発車標を撮影。
通常は 新快速・快速・普通しか表示されない この発車標に、特急こうのとり19号 福知山行きが表示されていました。


7・8番のりばに設置されている発車標も撮影。
快速 姫路行きと 特急こうのとり19号 福知山行き、8番のりばから発車する18時1分発の列車が2本並んでいました。
通常であれば、快速が複々線の内側線、特急が外側線を走るので、同時に発車できます。
しかし、この日は福知山線で倒木が発生した影響で、福知山方面からの特急こうのとり18号(新大阪16時28分着)が40分も遅れました。
そのため、通常であれば向日町の車庫まで行って折り返すところを、吹田駅の引き上げ線に入って折り返したのでしょう。
吹田駅で折り返すには、新大阪~吹田駅間で内側線を走行しなければならないので、外側線専用ホームである9・10番のりばに入線できず、8番のりば発着になったのではないかと思います。
特急こうのとり19号は、快速 姫路行きの発車後に入線したため、発車が数分遅れました。
ちなみに、8番のりばは特急列車の乗車位置が整備されていないため、発車標に 特急こうのとりの乗車位置表示は出ませんでした。




8番のりばに、特急こうのとり19号 福知山行きが入線してきました。
列車がまいります Train Approaching 表示を撮影。
一部の特急こうのとりは、2021年3月13日のダイヤ改正で西宮名塩駅に、2025年3月15日のダイヤ改正で川西池田駅と中山寺駅に停車するようになりました。
こうのとり19号は、この3駅に停車します。
そのため、大阪~新三田駅間の停車駅は、伊丹駅を通過する以外、「丹波路快速」 や 「快速」 と変わらなくなっています。


8番のりばに到着した特急こうのとり19号 福知山行きを撮影。
4両編成の287系でした。
このホームから発車する特急こうのとりは、滅多に見られません。

隣のホーム 9番のりばには、18時4分発の特急サンダーバード32号 大阪行きが停車中。
8番のりばの特急こうのとり19号と並びました。


特急こうのとり19号が、9番のりばの特急サンダーバードよりも先に発車していきました。
以上、新大阪駅で撮影した 8番のりばから発車する特急こうのとりを紹介しました。
今回は撮影しませんでしたが、9・10番のりばの発車標に 8番のりばから発車する特急こうのとりの案内は表示されませんでした。