2023年3月18日に 大阪駅の地下ホーム(21~24番のりば)が開業しました。

これに伴い、これまで新大阪発着だった おおさか東線の電車が、全て大阪駅の地下ホームまで乗り入れるようになっています。


2023年4月に新大阪駅を訪れ、3番のりばを発着する おおさか東線の普通 大阪行きを撮影しました。

その際、普通電車の停車位置がおかしいと強く感じたので、このブログで問題提起したいと思います。

※この記事の写真は、発車標の写真を除いて 2023年6月に撮影しました。

★前回の記事★



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こちらは、3番のりばに停車中の普通 大阪行き(お茶の京都トレイン)を前から撮った写真。

先頭車両は、大阪側の階段から離れたところに停車しているのが分かります。


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そしてこちらが、後ろから撮った写真。

最後尾の車両が停車しているのは、ホーム中程のエスカレーター・エレベーター付近です。


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そのため、久宝寺側の階段付近に 普通電車が停車しません

先頭車両が 大阪側の階段から離れたところに停車するのに対し、最後尾の車両は 久宝寺側の階段を通り過ぎて停車しているのです。


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普通電車の乗車位置は 足元△印の1~6番ですが、久宝寺側の階段横にある乗車位置は7番となっています。


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7番と8番の乗車位置には、「直通快速 乗車位置 普通は△1~6へ←←←」 と書かれています。


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また、3番のりばの発車標や自動放送でも、乗車位置が案内されています。

このように乗車位置が案内されているとはいえ、利用客は まさか階段付近に電車が停車しないとは思わないでしょう。


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そのため、普通電車が到着するたびに、久宝寺側の階段付近で並んでいた利用客が、階段を通り過ぎて停車した最後尾車両に向かって移動していくのです。


新今宮駅のように ホームの両端に階段があるのなら、短い編成の電車が片方の階段付近に停車しないのは やむを得ないでしょう。

しかし、新大阪駅は ホームのほぼ中央に橋上駅舎があるので、双方の階段付近に電車を停車させることが可能なはずです。

新大阪駅の3番のりばに停車する おおさか東線の普通 大阪行きの停車位置を、久宝寺側へずらしてほしいところですね。
(足元△印の1~6番を 2~7番もしくは3~8番に変更)


もし、階段付近の混雑緩和のため、久宝寺側の階段付近に "意図的に" 停車させないようにしているのであれば、久宝寺側の階段付近に駅員を配置して、普通 大阪行きに乗る利用客を誘導するべきだと思います。


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