北海道樺戸郡新十津川町にある新十津川駅。
札沼線 新十津川~石狩沼田駅間が1972年に廃止されて以来、48年間にわたって 札沼線の終着駅となっていました。
路線そのものは札幌駅に乗り入れているものの、北海道医療大学駅以北の非電化区間は利用客が少なく、中でも 浦臼~新十津川駅間は 2016年3月26日以降 1日に1往復しか運転されない超閑散区間でした。
この駅を発車する列車は 10時0分発の1本だけであり、日本一最終列車の早い駅だったんですよね。
明日(2020年5月7日)、札沼線 非電化区間の廃止に伴い、この駅も廃駅となる予定です。
本来であれば今日(5月6日)が最終運行となるはずでしたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う 緊急事態宣言の発令を受け、4月17日午前をもって運行を終了しています。
今回、昨年(2019年)8月に北海道を訪れ、札沼線に乗って新十津川駅まで行ってきました。
駅舎や駅名標、ホームの様子など、新十津川駅で撮影した写真をたっぷりご紹介。
★前回の記事★
今回、昨年(2019年)8月に北海道を訪れ、札沼線に乗って新十津川駅まで行ってきました。
駅舎や駅名標、ホームの様子など、新十津川駅で撮影した写真をたっぷりご紹介。
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新十津川駅に到着すると、荷物を持って全員降りるよう指示がありました。
キハ40形の車内を撮って、列車を降ります。
列車を降りると、まずは ホーム前方を撮影。
線路は まだまだ先へ続いているように見えますが・・・
駅から離れたところに、線路の終端がありました。
車止めの向こうに 建物が建っています。
乗車した列車を後ろから撮影。この駅で32分停車します。
ホームの様子です。
列車に乗っている間は雨が降っていましたが、この駅に着いた時には止んでいました。
新十津川駅の駅名標を撮影。
この駅と 隣の下徳富駅の間には、かつて 「中徳富駅」 (2006年3月18日に廃止)が存在していました。
そのため、駅名標に 「しもとっぷ」 と書かれたシールが貼り付けられています。
ちなみに、かつては 「しんとつがわ」 という読みでしたが、1997年4月に 現在の 「しんとつかわ」 に変更されています。
ホームの石狩当別側と、石狩当別方面へと続く線路を撮影。
しばらくすると、列車の前で並んでいた人たちが 続々と乗り込んでいきました。
人が少なくなったところで、石狩当別行きのキハ40形を撮影。
この日の始発 兼 最終の列車です。
ホームから駅舎を撮影。
階段下からホームを撮影。
駅舎の出入口には 「歓迎 ようこそ新十津川へ」 と書かれた看板が設置されています。
駅舎の壁に ひらがな駅名標が取り付けられていました。
その下に 「ようこそ 札沼線 終着駅」 と書かれています。
駅舎内から、ホーム側の出入口を撮影。
「次の改札」 「石狩当別行」 と書かれた札が吊り下げられています。
出入口の真上に 運賃表が貼ってあります。
その隣には時刻表も! 10時のところに 1つ書いてあるだけです。
先月(2020年4月)11日から最終日までの予定で、土休日に 浦臼~新十津川駅間で1往復増発(日中の浦臼駅折り返し列車が新十津川駅まで延長)されました。
しかし、最終運行が4月17日(金)午前に前倒しされたため、実際に増発されたのは4月11日と12日の2日間だけとなってしまいました。
かつての対面窓口。 今回訪れた時は 観光案内所として使われていました。
黒板に、ラストランまでのカウントダウンが書かれています。
2020年5月6日、今日がラストラン・・・のはずだったんですよね。
駅舎内の待合スペースの様子です。
外に出て、駅舎を撮影。
駅名看板を拡大して撮影。
入口から少し離れたところから、駅舎を撮影。
さらに離れたところから撮ると、こんな感じ。
駅舎の右隣には、花壇があります。
花壇越しに 列車を撮ってみました。
駅前で 「駅市」 が開かれていました。
駅前の様子と、駅から延びる道路を撮影。
発車時刻が近くなり、ホームへ戻ります。
停車中の列車を 改めて撮りました。
方向幕を拡大して撮影。
「ありがとう」 と書かれた横断幕を掲げて 見送る人もいました。
以上、新十津川駅で撮影した写真を紹介しました。
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