山陽線 山口地区では、2021年8月中旬の大雨の影響で、小野田~厚狭(あさ)駅間の路盤が 長さ約20メートル、幅約15メートルにわたって崩落しました。
そのため、厚東(ことう)~厚狭駅間で 9月4日まで運転を見合わせたほか、8月18日から同区間でバスによる代行輸送が実施されました。
※9月5日始発から運転を再開。
2021年9月4日、激レア行き先の厚東行きを撮ろうと 新山口駅を訪れると、なぜか 「下関行き」 と案内されていました。
前回の記事で 新山口駅で撮った写真を一部紹介しましたが、今回は詳しく紹介します。
★前回の記事★
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岩国駅から普通列車に乗って新山口駅へ。
列車から降りて、まずは さっきまで乗っていた車両(115系)を撮影。
車両側面の方向幕は、下関行きになっていました。
列車の発車後に ホームの発車標を撮影。
こちらも 厚東行きではなく、下関行きと案内されています。
上の段の列車は、短い2両編成での運転です。
下の段に、厚東~厚狭駅間でバスによる代行輸送を実施していることが案内されていました。
しばらくすると、6番のりばに 16:13発の列車が到着。
通常であれば 「列車が到着します ご注意下さい」 と表示されるのですが、この時はなぜか 「列車が接近します ご注意下さい」 になっていました。
6番のりばに到着した普通列車を撮影。
小野田線の主力車両である クモハ123形電車のような顔をしていますが、これも115系です。
車両側面の下の方にある 車体番号を撮影。
クモハ114-1621でした。
(自分は 基本的に車体番号を撮らないのですが、今回は115系であることを確認するために撮りました)
しゃがんで撮ると、こんな感じ。
方向幕は、こちらも下関行きでした。
今度は、車両を後ろから撮影。
こちら側は、おなじみの115系の顔ですね。
車体番号は、クモハ115-1537です。
しゃがんで撮ると、こんな感じ。
先ほどの列車の発車後に、在来線改札口の発車標を撮影。
下の段には、「下関方面は、先日の大雨の影響で、厚東~厚狭駅間はバスによる代行運転をおこなっています。大変ご迷惑をおかけ致します。」 とスクロール表示が流れていました。
駅構内には、山陽線 運転再開についての貼り紙が掲示されていました。
9月5日の始発列車から、通常の時刻で運転を再開しています。
今回訪れたのは、運転再開の前日(9月4日)でした。
厚東~厚狭駅間が運転を見合わせている間、同区間でのバスによる代行輸送のほか、新山口~厚狭駅間で 新幹線による代行輸送も行われました。
8月13日以前に購入し、山陽線 新山口~厚狭の全区間を含む乗車券を持っている場合、新幹線改札口で係員から 「新幹線代替輸送乗車票」 を受け取ることで、新幹線に乗車できたのです。
青春18きっぷも、8月13日以前に購入したものであれば、新幹線による代行輸送を利用できたとか。
【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
山陽新幹線による代行輸送について
翌朝、再び新山口駅を訪れると、厚東~厚狭駅間が運転を再開していました。
これに伴い、バス および 新幹線による代行輸送は終了しています。
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