

※上の写真は2012年10月に多治見駅で、下の写真は2013年3月に高蔵寺駅で撮影。
中央線 名古屋地区(名古屋~中津川)で、1999年12月から2013年3月まで運行されていた 「セントラルライナー」。
座席指定制の列車であり、名古屋~多治見の各停車駅で乗り降りする場合、乗車整理券(310円)を購入する必要がありました。
また、ホームライナーと違って、日中の時間帯に運行されていました。
そんなセントラルライナーは 専用車両(313系8000番台)で運行されていました。
この車両は、セントラルライナーの廃止後も 「ホームライナー瑞浪」 や 中央線の普通・快速で使用されていたんですよね。
2022年3月のダイヤ改正で、新型車両 315系の投入と 中央線の全列車8両化に伴い、静岡地区に転出しています。
2023年8月に静岡県を訪れた際、沼津駅・熱海駅・浜松駅で 元 「セントラルライナー」 車両を撮影しました。
このブログで紹介しておきたいと思います。
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まずは、沼津駅で撮影した写真から。
3番線に停車している普通 熱海行きの前3両が、元 「セントラルライナー」 車両でした。

しゃがんで撮ると、こんな感じ。
元 「セントラルライナー」 車両は、他の313系とは異なる塗装になっています。

沼津駅の駅名標と、元 「セントラルライナー」 車両です。
静岡地区で 元 「セントラルライナー」 車両を見るのは 今回が初めてだったので、この組み合わせに 何だか違和感がありますね・・・


元 「セントラルライナー」 車両は、後ろに 3両編成の211系を連結していました。
211系が トイレ無しのロングシート車であるのに対し、元 「セントラルライナー」 車両は トイレ付きの転換クロスシート車となっています。

隣のホーム 2番線から、3番線に停車中の元 「セントラルライナー」 車両を撮ってみました。

しゃがんで撮ると、こんな感じ。

元 「セントラルライナー」 車両の側面に、普通 熱海行きの方向幕が出ているところを撮影。
この塗装で熱海行きは、やはり違和感があります。
ただ、静岡地区での運行開始から1年以上経っているので、静岡地区の利用者にとっては 今やすっかりおなじみかもしれませんね。

元 「セントラルライナー」 車両の座席を撮影。
ふかふかの座席で とても快適です。
乗車券だけで乗車できるので、何だか得した気分になります。

車内案内表示器を撮影。

終点の熱海駅に到着しました。
この電車は、折り返し 普通 沼津行きになります。
さっそく、元 「セントラルライナー」 車両を撮影。

しゃがんで撮ると、こんな感じ。
熱海駅の在来線ホームは、JR東日本の管轄です。
元 「セントラルライナー」 車両が JR東日本の駅にいるというのも、何だか不思議な感じがしますね。

隣のホーム 4番線から、元 「セントラルライナー」 車両を撮影。

夜、浜松駅まで戻ってきました。
先ほどまで自分が乗っていた電車の前3両が、元 「セントラルライナー」 車両でした。
折り返し 普通 静岡行きとなります。


同じホームの向かい側 3番線には、普通 豊橋行きが停車中。
特急 「ふじかわ」 や 「伊那路」 で使用される373系が、普通列車の運用に就いていました。
特急列車の車両が 普通列車として運転されるなんて、JR西日本では考えられませんね・・・。
以上、東海道線 静岡地区で撮影した 元 「セントラルライナー」 車両を紹介しました。