
JR西日本の岡山・福山地区では、2023年7月22日から 新型車両 227系500番台 「Urara(うらら)」 が運行を開始しました。
2023年9月現在、山陽線(岡山~三原)、伯備線(倉敷~総社)、瀬戸大橋線(岡山~児島)、宇野みなと線(茶屋町~宇野)で運行しています。
※運行区間・線区は順次拡大される予定です。
今回、2023年9月に総社駅を訪れ、そんな227系500番台 「Urara」 を撮影しました。
このブログで紹介しておきたいと思います。
【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
岡山・備後エリアの新型車両 「Urara」 の運行開始について
岡山・備後エリアに導入する新型車両のデザインの決定について ~デザインコンセプトは 「豊穏の彩」 ~
岡山・備後エリアに導入する新型車両の愛称名について
★前回の記事★
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岡山駅を10時40分に発車する 総社行きの227系に乗って、終点の総社駅へ向かいました。
到着後、まずは車内の様子を撮影。
JR西日本でおなじみの転換クロスシートですが、混雑時に よりスムーズに乗り降りできるよう 出入口付近のスペースが拡大されており、座席が減らされています。

車椅子スペース付近には、ロングシートの座席もあります。

列車から降りて、前から車両を撮影。
広島地区の227系は赤色ですが、岡山地区の227系はピンク色です。
JR西日本曰く、デザインコンセプトは 「豊穏(ほうおん)の彩(いろどり)」。
「豊穏」とは豊饒(ほうじょう)と穏和からの造語で、岡山・備後エリアの豊かで穏やかな気候・風土を表現しているとのこと。
沿線を象徴する豊穏のピンク(岡山の桃・福山のバラ・尾道の桜)をシンボルカラーに、太陽の恵みや穏やかさを暖色のグラデーションで表現しているそうです。

岡山地区の227系には、「Urara(うらら)」 という車両愛称が付けられています。
JR西日本がTwitterで車両愛称を公募した結果、デザインコンセプトにふさわしく 親しみを持って呼びやすい 「Urara」 に決定したそうです。
「Urara」 のロゴマークの上には、岡山シティネットワークのロゴマークも描かれています。

しゃがんで撮ると、こんな感じ。
この列車は、折り返し 普通 岡山行きとなります。

広島地区の227系などと同様、先頭車間転落防止ホロが取り付けられています。

ドア横にも、岡山シティネットワークのロゴマークが描かれています。

車両側面の上部にも、「Urara」 のロゴマークが描かれています。
「Urara」 の右側に、小さい字で 「OKAYAMA Model 227 series」 と書かれています。

車両側面の種別・行き先表示を撮影。
広島地区や奈良・和歌山地区の227系と異なり、路線記号は表示されていません。

今度は、後ろから車両を撮影。


車両前面の種別・行き先表示を拡大して撮ってみました。


最後に、隣のホーム 1番のりばから227系を撮影。
岡山駅を10時40分に発車する総社行きと その折り返し列車ですが、以前は3両編成でした。
227系への置き換えで、2両編成に減車されています。
どうりで 岡山駅発車時点で 異様に混雑していたわけだ・・・。
以上、総社駅で撮影した 岡山地区の新型車両 227系 「Urara」 を紹介しました。