
※画像はYahoo!地図より。
山口県宇部市と山陽小野田市を結ぶ 小野田線。
その途中にある雀田駅からは、長門本山駅へ続く 全長2.3kmの短い支線(通称:本山支線)がのびています。
小野田線(宇部新川~小野田)の本数も 1日9往復と少ないのですが、本山支線は 朝に2往復、夕方に1往復の計3往復しか運転されない、超閑散路線なのです。
今回は、2019年4月に 雀田駅で撮影した写真を紹介します。
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宇部新川駅から長門本山行きに乗車すると、途中の雀田駅で6分間停車しました。
(6:53着、6:59発)
ホームに降り立ち、まずは 長門本山行きの車両を撮影。
小野田線の主力車両である クモハ123形電車です。


今度は、後ろから車両を撮影。
本山支線のホームは 周りよりも1段高くなっているものの、車両とホームの間に 少し段差があります。


パンタグラフを入れずに撮った写真も貼っておきます。

本山支線ホームの駅名標です。
小野田線のラインカラーは青紫色ですが、駅名標の帯の色は JR西日本のコーポレートカラーである青色でした。

駅の外に出て、駅舎を撮影。
屋根などがオレンジ色に塗られています。
その後、電車に乗って 終点の長門本山駅へ向かいました。

長門本山駅でしばらく過ごした後、宇部新川行きに乗って 雀田駅に戻ってきました。
この駅で9分間停車します。(7:42着、7:51発)
まずは、本山支線ホームの様子からご紹介。
ホーム幅が かなり狭いように見えます。
1日に3往復という少なさ故か、点字ブロックが整備されていませんでした。

ホームから1段降りたところに、椅子が設置されています。


本山支線ホームに停車中の宇部新川行きを撮影。

せっかくなので、パンタグラフを入れずに撮った写真も貼っておきます。

駅舎は 本山支線ホームと小野田線ホームに挟まれた場所にあります。

出入口の上にある案内表示を撮影。
左側が本山支線ホーム、右側が小野田線ホームです。
のりば番号の表記はありません。


駅舎側からホームを見ると、こんな感じ。
小野田線の線路が左へ大きくカーブしているのに対し、本山支線の線路は ほぼまっすぐに敷かれています。
これは、居能~雀田~長門本山が宇部電気鉄道、小野田港~小野田駅間が小野田軽便鉄道(のちに小野田鉄道に改称)という私鉄によって別々に開業したためです。
雀田~小野田港駅間が繋がったのは、国有化後の1947年のことでした。

小野田線ホームに小野田行きの電車が到着。
停車時間は短く、すぐに発車していきました。
本山支線ホームと異なり、こちらには点字ブロックが整備されています。
さらには、CPライン(ホーム端の赤い線)も引かれていました。

本山支線の駅名標を改めて撮影。

先ほどの駅名標の反対側、小野田線の駅名標を撮影。
2019年4月当時は こんな感じでしたが、ウィキペディア を見たところ、その後 地元のサッカークラブ 「レノファ山口FC」 のチームカラーであるオレンジ色のものに更新されたようです。

駅を出て、改めて駅舎を撮りました。

駅名表示を拡大して撮影。

駅の出入口の横には、この付近の海抜表示がありました。

駅前の様子です。


駅舎内には、木の机と椅子が置かれています。
自動券売機は設置されていません。
また、小野田線と本山支線では ICOCAなどのICカードが使えません。

ホーム側の出入口には、JR西日本 広島支社管内でおなじみの接近表示器が設置されています。
以上、雀田駅で撮影した写真を紹介しました。
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