
JR西日本の新しい長距離列車である WEST EXPRESS 銀河 (長いので、記事中では 「銀河」 と書きます)。
「気軽に鉄道の旅を楽しめる列車」 をコンセプトに、2020年9月11日に営業運転を開始しています。
※当初は5月8日の予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期されていました。
これまで、山陰方面(京都・大阪~出雲市)の夜行特急列車、山陽方面(大阪~下関)の昼行特急列車として運行されてきましたが、2021年7月16日から 新たに 和歌山方面(京都~新宮)の運行を開始しました。
下り(新宮行き)は夜行特急列車、上り(京都行き)は昼行特急列車として運行されます。
今回、2021年9月5日に天王寺駅を訪れ、WEST EXPRESS 銀河の京都行きを撮影してきました。
発車標の表示を中心に紹介したいと思います。
★前回の記事★
★紀南コースの概要★
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まずは、阪和線ホームに設置されている液晶ディスプレイの発車標から。
一番下の段に、「WEST EXPRESS 銀河」 京都行きの表示が出ました。
新大阪・京都方面へ向かう列車は、大和路線 JR難波方面の発車標に表示されます。


種別表示を拡大して撮影。
液晶ディスプレイの発車標では、種別欄に列車名も表示されます。


※上の写真は2020年11月に新大阪駅で撮影。
液晶ディスプレイの表示は 新大阪駅と同じだと思っていたのですが、改めて確認すると大きな違いがありました。
新大阪駅では 「WEST EXPRESS 銀河」 の列車名表示が灰色でしたが、天王寺駅では青色になっています。


行き先表示も拡大して撮影。
天王寺駅では、18番のりばから発車する京都行き(特急はるか・くろしお・銀河)に加え、16番のりばからは 大和路線の 「奈良方面 京都行き」 も発車しており、2種類の京都行きが見られます。
※特急くろしおの京都行きは1日1本のみ。2021年9月現在は新大阪~京都駅間で区間運休。


中央口の発車標にも、銀河の表示が出ました。


京都駅と天王寺駅で撮影した 銀河の列車名表示を並べてみました。
(写真は上が京都駅、下が天王寺駅)
大阪環状線・大和路線の発車標は、表示される文字のフォントが JR京都線・神戸線の発車標と異なるのですが、銀河の列車名表示は どちらも全く同じに見えます。


英語表示は、こんな感じ。
「i」 の点が★になっていたり、「A」 の真ん中が★形にくり抜かれているのが特徴的です。
こちらも、全く同じに見えますね。


駅東側の改札内コンコースにある発車標も撮影。


17・18番のりばの発車標です。


銀河が真ん中の段に表示されました。
一番上の普通 西九条・大阪方面行きは、大和路線から大阪環状線に直通する 「区間快速」 です。
大阪環状線内の各駅に停車するため、天王寺駅で普通電車に種別変更します。


列車名の表示を拡大して撮影。


行き先表示も拡大して撮影。
この駅ではかつて、大和路線や阪和線から大阪環状線へ直通する電車を 「大阪行き」(京橋行きは 「大阪方面 京橋行き」 )と案内していましたが、2021年現在は 「西九条・大阪方面行き」 と案内するようになっています。


18番のりばに 銀河が入線してきました。
「列車がまいります」 「Train Approaching」 表示を撮影。

18番のりばに到着した 「WEST EXPRESS 銀河」 京都行きを撮影。
車両は 6両編成の117系を改造したものです。

正面から撮ると、こんな感じ。

銀河は2分間停車した後、京都方面へ向かって発車していきました。
以上、天王寺駅で撮影した 「WEST EXPRESS 銀河」 京都行きを紹介しました。