
※天理駅の団体専用ホーム(2019年1月撮影)
万葉まほろば線(桜井線)の主要駅の1つである 天理駅。
島式ホーム2面4線ですが、通常使用されているのは 3・4番のりばのみ。
1・2番のりばは 団体専用ホームとなっており、普段は閉鎖されています。

※帯解駅に停車中の普通 天理行き(2020年1月撮影)
2020年1月26日、朝の時間帯に 大和路線で 一部の奈良行き快速電車が天理駅まで延長運転を行いました。
「天理行き」 は、通常ダイヤでは設定されていない レアな行き先です。
今回、奈良駅から天理行きの電車に乗って 終点の天理駅へ向かったところ、電車が団体専用ホームに到着。
発車標や駅名標、電車などを撮影してきたので、このブログで紹介したいと思います。
広告

天理行きの電車は 1番のりばに到着しました。
まずは、乗ってきた電車を撮影。
大和路線・おおさか東線の普通電車でおなじみの201系です。
万葉まほろば線では 大多数の列車が 2両編成の新型車両227系で運転されており、201系は 朝の時間帯に運転されるのみです。
この201系は、221系への置き換えが既に発表されており、遅くとも2024年春には姿を消すことになります。

2番のりばには、221系の回送列車が停車していました。
201系の天理行きの前に運転された、大和路快速(万葉まほろば線内は普通電車) 天理行きの車両でしょうか?

1・2番のりばの発車標を撮影。
普段は 隣の3・4番のりばから撮るしかありませんが、この日は近づいて撮ることができました。
当駅止まりの電車の場合、大和路線などの発車標では 種別欄に種別(普通・快速など)が、行き先欄に 「当駅止」 と表示されます。
しかし、この駅では 当駅止まりの表示が用意されていないようで、代わりに 回送列車の表示が出ていました。
一番下には 13時58分に発車する臨時列車の表示が出ています。
奈良行きですが、発車標には行き先が表示されていません。
団体専用の英語表記は、「for Party」 となっていました。

英語表示です。
回送は 「not in service」 と全て小文字で表示されています。
「臨時」 の英語表示は用意されていないようで、常に日本語で表示されていました。


種別表示を拡大して撮影。

団体専用ホームの様子です。


1・2番のりばに設置されている駅名標を撮影。
万葉まほろば線では、2014年度の路線記号導入に伴い、新しいラインカラーが設定されました。
赤色ですが、大阪環状線のような赤ではなく、少し紫がかった赤色です。
ウィキペディア によると、「カーマイン」 という色だそう。


ちなみに、3・4番のりばには 薄っぺらいLED発光型の新しい駅名標が設置されています。

ホームの北端へ行き、221系・201系の両方が入るように撮ってみました。

1番のりばの201系を前から撮影。

今度は、2番のりばの221系を前から撮影。

ホームの北端には 団体専用出口がありますが、閉鎖されていました。

ホーム中程にある階段を下りていきます。

この日も、階段の手前に柵が設置されていました。

反対側の階段も この通り。
天理行きの電車から降りてきた人が通れるように、柵を右に寄せています。

今回訪れた時も、団体専用の改札口は使用されていませんでした。
以上、天理駅の団体専用ホームを紹介しました。