山陰本線の豊岡~鳥取駅間では、かつて 土休日に臨時快速 「山陰海岸ジオライナー」 が1日1往復運転されていました。
2010年10月に 山陰海岸ジオパークが 世界ジオパークネットワークに加盟した事を受けて、翌年4月に登場した臨時列車で、その名の通り 山陰海岸に沿って走っていたんですよね。
2021年2月以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響で 長期運休が続いていましたが、2022年11月、ジオライナーの運休を知らせるページが JR西日本の公式サイトから削除されたため、事実上 廃止されたとみられています。
今回は、2019年4月に鳥取駅で撮影した 臨時快速 「山陰海岸ジオライナー」 鳥取行きをご紹介。
撮影から4年以上経ってしまいましたが、最新記事で取り上げたいと思います。
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※上の写真は、2019年4月に豊岡駅で撮影。
鳥取駅の表示を紹介する前に、豊岡駅と城崎温泉駅で撮影した 「山陰海岸ジオライナー」 の表示を見ておきましょう。
豊岡駅では、列車名欄に 「山陰海岸ジオライナー」 「San'in-Kaigan Geo Liner」 と表示されていました。
種別表示が、臨時快速を略して 「臨快速」 となっているところにも注目。
※上の写真は、城崎温泉駅で2019年4月に撮影。
こちらは、城崎温泉駅の表示です。
豊岡駅の発車標に比べ 列車名欄が狭いので、窮屈な表示になっています。
種別表示は、豊岡駅と違って 「快速」 です。
それでは、鳥取駅の表示は どうなっていたのかというと・・・
列車名欄に大きく 「ジオライナー」 と表示されていました。
豊岡駅や城崎温泉駅と違って、「山陰海岸」 が省略されているほか、文字の色が オレンジではなく緑になっています。
種別表示は、城崎温泉駅と同じく 「快速」 です。
下の段には、鳥取~出雲市駅間を走る観光列車 「あめつち」 が表示されていました。
英語表示です。
列車名表示は、「Geo Liner」 でした。
行き先表示も拡大して撮ってみました。
2023年7月現在、鳥取発の豊岡行きは 1日に2本(13:22発・16:21発)設定されています。
ちなみに、鳥取発の出雲市行きは、「あめつち」 のみです。
改札口に設置されている発車標は、こんな感じ。
中2階コンコースにある発車標です。
1・2番のりば側、3・4番のりば側 それぞれに発車標が設置されています。
続いて、3番のりばに停車中の臨時快速 「山陰海岸ジオライナー」 豊岡行きを撮影。
車両は、山陰地区でおなじみのキハ126系気動車です。
主に ジオライナー専用の 「山陰海岸ジオパークラッピング列車」 で運転されていました。
前の車両には、鳥取砂丘の写真がラッピングされています。
主に ジオライナー専用の 「山陰海岸ジオパークラッピング列車」 で運転されていました。
前の車両には、鳥取砂丘の写真がラッピングされています。
車両の前面には、「快速 豊岡」 と表示されています。
今度は、後ろから撮影。
こちらは、鳥取県岩美町にある 城原(しらわら)海岸の写真がラッピングされています。
以上、鳥取駅で撮影した臨時快速 「山陰海岸ジオライナー」 豊岡行きを紹介しました。