※上の写真は、2023年5月に撮影。
敦賀~東舞鶴駅間を結ぶ 小浜線。
敦賀発の普通列車は ほとんどが東舞鶴行き(一部は小浜止まり)ですが、1日に1本だけ 「西舞鶴行き」 が設定されています。
(敦賀20:08発)
小浜線から舞鶴線へ直通する 唯一の定期普通列車です。
今回、2023年4月と5月、2024年1月・4月・5月に、敦賀駅で普通 「西舞鶴行き」 を撮影しました。
発車標の表示を中心に紹介します。
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まずは、2023年4月に撮影した写真から。
夜の時間帯に敦賀駅を訪れると、1・2番のりばの発車標に 普通 「西舞鶴行き」 の表示が出ていました。
英語表示は、こんな感じ。
改札口(現:まちなみ口)の様子です。
2023年4月当時は、3色LEDの古い発車標が設置されていました。
改札口の発車標を拡大して撮影。
表示される文字のフォントが、ホームの発車標に比べて太いです。
下の段には、小浜行きの最終列車が表示されています。
西舞鶴行きは、小浜から先 東舞鶴方面への最終列車です。
英語表示は、こんな感じ。
下の段には、「普通 西舞鶴行はワンマン列車です。」 とスクロール表示が流れました。
なお、この古い発車標は、2023年12月に 液晶ディスプレイ(LCD)の発車標に取り替えられたため、現存しません。
(LCD発車標の表示は後述)
続いて、2023年5月に撮影した写真をご紹介。
この駅で折り返し 西舞鶴行きとなる普通列車が遅れて運転していたため、列車名欄に 「遅れあり」 と表示されていました。
「遅れあり」 の英語表示は 「Delay」 でした。
改札内跨線橋には、改札口の発車標を映しただけ(?)のディスプレイが設置されていました。
このディスプレイも、のちに撤去されています。
1番のりばに、普通 「西舞鶴行き」 が入線してきました。
列車がまいります 表示を撮影。
1番のりばに到着した普通 「西舞鶴行き」 を後ろから撮影。
小浜線の普通列車は、全て125系で運転されます。
車両前面の行き先表示を撮影。
雨が降っていたため、水滴が付いています。
しゃがんで撮ると、こんな感じ。
車両側面の行き先表示を撮影。
左側に 「舞鶴線 ワンマン」 と表示されています。
一番下の英語表示は、「MAIZURU. NISHI-MAIZURU」 です。
今度は、前から車両を撮影。
前照灯が点灯しました。
その後、西舞鶴へ向かって発車していきました。
改札口を出て、古い発車標を撮影。
小浜行き 最終列車の下には、翌朝の東舞鶴行き 始発列車が表示されています。
ここからは、2024年1月に撮影した写真をご紹介。
改札内跨線橋では、各ホームへ下りる階段の手前に LCD発車標が設置されました。
小浜線は本数が少ないため、発車標に2本しか表示されません。
(一番下の段が無表示)
西舞鶴行きの表示が一番上の段に表示されました。
このLCD発車標は、先発列車の案内が大きく表示されます。
先発が普通列車の場合、「各駅に停車します。」 「Stops at all stations.」 と表示されます。
改札口(現:まちなみ口)に設置されたLCD発車標も撮影。
これまでと異なり、北陸本線 福井方面と小浜線の発車案内が 1つの発車標に表示されるようになっていました。
続いて、2024年4月に撮影した写真をご紹介。
2024年3月16日のダイヤ改正で、北陸新幹線 金沢~敦賀駅間が延伸開業しました。
こちらは、新幹線駅舎の在来線改札内コンコースにある発車標です。
表示される文字のフォントは、ホームの発車標と同じです。
北陸新幹線の敦賀延伸に伴い、北陸本線は 金沢~大聖寺駅間がIRいしかわ鉄道、大聖寺~敦賀駅間がハピラインふくいに経営移管されました。
これにより、金沢~敦賀駅間で特急列車が全廃されています。
敦賀駅は、これまで駅の西側にしか改札口がありませんでしたが、ダイヤ改正にあわせて やまなみ口(東口)が使用開始されました。
上の写真は、そんな やまなみ口に設置されているLCD発車標です。
ハピラインふくいと小浜線の発車案内が 1つの発車標にまとめて表示されます。
両数表示が なぜか黒い紙(?)で隠されていました。
2024年5月に撮影した、やまなみ口(西口)のLCD発車標もご紹介。
こちらも、両数表示が隠されています。
以上、敦賀駅で撮影した普通 「西舞鶴行き」 を紹介しました。
ちなみに、小浜線では早朝に 西舞鶴5:25発の普通 敦賀行きが設定されています。
舞鶴線から小浜線へ直通する 唯一の定期普通列車です。