
湖西線では、1日に1往復だけ 「快速」 が設定されています。
朝に敦賀発の姫路行き(土休日は大阪行き)、夜に大阪発(土休日は京都発) 敦賀行きが1本ずつ運転されます。
※敦賀発は山科から新快速、大阪発は京都まで新快速。
新快速との違いは、おごと温泉駅に停車するかしないかだけです。
2023年5月8日、早朝に敦賀駅を訪れて 湖西線経由の快速を撮影しました。
このブログでさっそく紹介したいと思います。
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朝5時台に敦賀駅を訪れると、改札口に こんな貼り紙が!
なんと、強風のため 湖西線 近江今津~和邇駅間で始発から9時頃まで運転を見合わせるというのです。
そのため、敦賀5:57発の快速 姫路行きは 近江今津止まりに変更するとのこと。
確かにこの日は早朝から風が強いな~と思っていましたが、まさか湖西線が止まるとは思いもしませんでした。

改札口に設置されている発車標を撮影。
一番下の段に、快速 近江今津行きの表示が出ました!
敦賀発の快速 近江今津行きは、通常ダイヤでは設定されていません。
敦賀駅から近江塩津方面へ向かう列車は、基本的に 新快速(もしくは普通)が毎時1本、特急サンダーバードが毎時1~2本、特急しらさぎが毎時1本となっています。
3本連続で快速電車が発車するのは、朝の5時台だけです。
なお、湖西線での運転見合わせがなければ、発車標に姫路行きが3本並んでいたことになります。

種別・列車名表示を拡大して撮ってみました。
米原経由の快速電車は 「米原経由 米原まで各停」、湖西線経由の快速電車は 「湖西経由 近江今津まで各停」 と表示されています。
湖西線経由の快速電車は、近江舞子駅まで各駅に停車します。
そのため、「湖西経由 近江今津まで各停」 という表示は 意外とレアなのです。

英語表示は、こんな感じ。
「米原経由 米原まで各停」 「湖西経由 近江今津まで各停」 の英語表示は出ません。

こちらも、種別表示を拡大して撮影。
表示される文字のフォントが、琵琶湖線など京阪神地区の駅と異なっています。


5時32分発の新快速が発車すると、一番下の段に 特急しらさぎ 米原行きの表示が出ました。


行き先表示も拡大して撮ってみました。

7番のりばの外側の線路に、快速 近江今津行きが留置されていました。
車両は 4両編成の223系です。
通常であれば、近江今津駅で前に8両連結し 12両編成で京都方面へ向かうのですが、今回は近江今津駅で敦賀方面へ折り返すことになります。

車両は一旦新疋田側に引き上げた後、5番のりばに入線してきました。
列車がまいります 表示を撮影。


3・5番のりばの発車標です。
改札口に設置されている発車標と違って、表示される文字が細いほか、「湖西経由 近江今津まで各停」 の英語表示が出ていました。
(「Local Train to Ōmi-Imazu」 という英訳は何か違うような気がするのですが・・・)

5番のりばに到着した快速 近江今津行きを撮影。

車両前面の方向幕と行き先表示を撮影。
種別の方向幕は、終着駅の路線記号が表示されます。
近江今津行きに変更されたため、方向幕は 湖西線の路線記号である B を表示すべきところですが、JR神戸線の路線記号 A のままになっていました。

しゃがんで車両を撮ると、こんな感じ。

車両側面の方向幕と行き先表示です。
こちらも、方向幕は JR神戸線の A が表示されていました。

今度は、後ろから車両を撮影。

最後に、隣のホーム 6番のりばから 快速 近江今津行きを撮ってみました。

湖西線の運転再開は9時頃の予定でしたが、予想以上に長時間 強風が吹いていたためか、10時頃⇒12時頃⇒13時頃とどんどん延び、結局 12時56分に運転を再開しました。
以上、敦賀駅で撮影した 「快速 近江今津行き」 を紹介しました。