
※上の写真は、2023年12月に撮影。
2024年3月16日のダイヤ改正で、北陸新幹線 金沢~敦賀駅間が延伸開業しました。
これに伴い、北陸本線の同区間は第三セクター(IRいしかわ鉄道・ハピラインふくい)に経営移管されています。
今回、2024年3月17日と4月に敦賀駅を訪れ、いろいろ写真を撮りました。
この記事では、まちなみ口(西口)に設置されているLCD発車標をご紹介。
★過去記事★
広告

まずは、3月17日に撮った写真から。
新幹線開業2日目ということで 多くの人が敦賀駅を訪れており、改札口の隣に入場券ゲートが設けられていました。
敦賀駅は これまで改札口が西側の1ヶ所だけでしたが、新幹線駅舎の開業にあわせて 東側に 「やまなみ口(東口)」 が設けられました。
これに伴い、従来の改札口は 「まちなみ口(西口)」 に改称されています。


LCD発車標を左側から順番に見ていきましょう。
未使用だった左端の液晶ディスプレイは、やはり北陸新幹線の発車案内でした。
特急 「サンダーバード」 と 「しらさぎ」 は全車指定席になりましたが、新幹線の 「つるぎ」 と 「はくたか」 には自由席があります。
また、「つるぎ」 は 東海道・山陽新幹線の 「こだま」 と同じく青色で表示されますが、全列車が各駅停車のこだまと異なり、つるぎは一部の駅しか停車しない速達タイプの列車もあります。


右端の自由席欄には、自由席と両数が交互に表示されます。

ハピラインふくいと小浜線の発車案内です。
特急サンダーバードとしらさぎが敦賀駅以北へ乗り入れなくなったため、普通列車と快速だけになっています。
敦賀~福井駅間では、ハピラインふくいの開業にあわせて 快速が運転されるようになりました。
停車駅は、敦賀・今庄 or 南条・武生・鯖江・福井です。
(快速は今庄駅と南条駅のどちらかに停車)
運行本数は福井行きが5本、敦賀行きが4本となっています。
普通列車と快速がどちらも灰色で表示されているので、違いが分かりにくいですね・・・。

北陸線 大阪・米原方面の発車案内です。
以前は一番上に 「北陸線 大阪・米原方面」 としか表示されていませんでしたが、「特急サンダーバード 京都・大阪方面」 と 「特急しらさぎ 米原・名古屋方面」 の表記が追加されました。
「大阪・米原方面」 ではなく、「大阪・米原」 と表示されているのが気になりますね・・・。
大阪方面へ向かう特急サンダーバードと 米原方面へ向かう特急しらさぎは、これまで6番のりばを発着していました。
新幹線開業後は、新幹線ホームの真下に新設された31~34番のりばを発着するようになっています。
※基本的に、特急サンダーバードが33番のりば(一部の臨時列車は31番のりば)、特急しらさぎが34番のりばから発車。

時計の右側にある液晶ディスプレイは、まだ稼働していませんでした。



続いて、4月12日の23時台に撮影した写真をご紹介。
深夜の時間帯なので、改札前には誰もいません。

前回訪れた時に稼働していなかった液晶ディスプレイは、2台とも広告用でした。

北陸新幹線は最終列車の発車後なので、列車が何も表示されていません。


在来線の発車標には、翌朝の発車案内が表示されています。
今回訪れると、両数表示が黒い紙(?)で隠されていました。
おそらく、両数表示を のりば表示と勘違いする利用客がいたためではないかと思います。


かつて自動券売機があったところに、ハピラインふくいのお客様カウンターが設置されています。
敦賀駅の みどりの窓口は、新幹線駅舎に移転しました。
今後、みどりの窓口の跡地に 自動券売機が移設されることになります。
以上、敦賀駅の まちなみ口に設置されているLCD発車標を紹介しました。