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※上の写真は、2020年12月撮影。

山口県宇部市にある宇部新川駅

宇部市の中心駅であり、宇部線の途中駅で最も利用客が多いです。

また、隣の居能駅から小野田線の列車が乗り入れてきます。


そんな宇部新川駅の改札口には、ここでしか見られないタイプの古い発車標が設置されているのです。


今回、2019年春と 2020年12月に宇部新川駅を訪れ、改札口の古い発車標を撮影しました。

このブログで紹介したいと思います。

※ホームには発車標が設置されていません。

※2022年9月13日追記※
2022年8月に改めて宇部新川駅を訪れると、改札口の発車標が新しいものに取り替えられていました。
詳しくは、以下の別記事をご覧下さい。





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まずは、2019年3月に撮った写真をご紹介。

こちらは、改札口の様子です。

自動改札機は設置されておらず、ICOCAやSuicaなどのICカードは使えません。

改札口の奥に、古い発車標が設置されています。


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発車標を拡大して撮影。

一番上に新山口方面、真ん中に宇部方面、一番下に小野田線の発車案内が表示されます。

ワンマン運転を実施する列車の場合、種別欄には 「ワンマン」 と表示されます。

JR西日本の駅で 発車時刻がオレンジ色ではなく赤色で表示されるのは、かなり珍しいのではないでしょうか?


似たような発車標が設置されている小浜駅と比較すると、表示が大きく異なっているのが分かります。





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英語表示は、こんな感じ。

表示される文字のフォントが独特ですね。

この駅の発車標は 日本語・英語共に表示時間が3秒ほどしかなく、切り替わるのがかなり早いです。


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小野田線の発車案内は、日本語表示・英語表示と 「①のりば停車中」 が交互に表示されていました。

この表示、列車が停車している時に常に出るわけではありません。

13時10分発の小野田線 小野田行きと、14時4分発の宇部線 宇部行きは、どちらも1番のりばから発車します。

基本的に、同じのりばから発車する列車が2本以上表示されているときに限って 表示されるのです。


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夜に再び宇部新川駅を訪れました。

最終列車が発車すると、「新山口方面の列車は終了しました。」 「小野田線の列車は終了しました。」 とスクロール表示が流れ続けます。


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宇部方面の最終列車も発車すると、こんな感じに。


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2019年4月に改めて宇部新川駅を訪れ、発車標を撮影。

1番のりばから発車するのは 一番下の段の小野田線だけですが、「①のりば停車中」 表示が出ていました。


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9時18分発の宇部行きと 10時3分発の新山口行きは、どちらも3番のりばから発車します。

そのため、宇部行きが停車している間、「③のりば停車中」 表示が出ていました!


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2020年12月の夜に改めて宇部新川駅を訪れました。


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改札口に設置されている発車標を撮影。

表示に変化はありません。

3番のりばに宇部行きが停車中でしたが、「③のりば停車中」 表示は出ませんでした。


21時17分発の小野田行きは、本日の最終列車です。

これでもかなり早いように思いますが、2021年3月のダイヤ改正で1時間49分早くなり、19時28分発となります。

 
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この駅の発車標は改札口のすぐ外側に設置されています。

そのため、離れたところから見ると 発車標の一番上の段が壁で隠れるんですよね・・・。

自分は基本的に 正面から発車標を撮るのですが、この駅では斜めから撮るようにしています。


以上、宇部新川駅の古い発車標を紹介しました。






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