宇部新川駅を発車する宇部線の下り列車は ほとんどが宇部行きですが、朝の時間帯に 「下関行き」 が2本設定されています。
宇部線から山陽線 下関方面へ乗り入れるのは、この2本だけです。
今回は、宇部新川駅で撮影した普通 「下関行き」 をご紹介。
以前設置されていた古い発車標と 新しい発車標を新旧比較したいと思います。
※古い発車標は2019年3月、新しい発車標は2022年8月に撮影しました。
※ホームには 発車標が設置されていません。
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まずは、かつて改札口に設置されていた古い発車標から。
発車時刻がオレンジ色ではなく赤色で表示されるなど、JR西日本の他の駅では見られないタイプの発車標でした。
厚狭行きの表示は、「宇部方面 下関」 「Shimonoseki (Via Ube)」 となっています。
宇部駅から山陽線に乗り入れる電車の場合、古い発車標では 行き先に 「宇部方面」 を付けて案内していたんですよね。
JR西日本の発車標で、行き先欄に 「(Via ○○)」 表示が出ていたのは、この駅だけではないでしょうか?
そしてこちらが新しい発車標です。
古い発車標に比べ 横幅が長くなり、種別欄と時刻欄の間に 両数が表示されるようになりました。
表示される文字のフォントが、古い発車標と大きく異なっています。
下関行きは 「宇部方面」 「(Via Ube)」 が付かなくなり、ただ単に 「下関」 「Shimonoseki」 と表示されています。
行き先表示の新旧写真を並べてみました。
行き先欄の幅が 3文字分から4文字分に広がっています。
英語表示は、こんな感じ。
古い発車標では 「Shimonoseki」 が小さい文字で表示されていましたが、新しい発車標では 「(Via Ube)」 表示がなくなって 大きく表示されています。
ついでに、種別・両数表示も拡大して撮ってみました。
ワンマン運転を行う普通列車の場合、これまでは 種別欄に 「ワンマン」 と表示されていましたが、新しい発車標では 「普通」 で統一されています。
1番のりばに、この日1本目の普通 下関行きが到着しました。
まずは、車両を後ろから撮影。
2両編成の105系と1両のクモハ123形をつないだ 3両編成となっています。
8時20分に到着し、8時25分の発車まで5分間停車しました。
車両前面の方向幕を撮影。
方向幕には 「宇部線経由」 と書かれたものが掲示されています。
車両側面の方向幕も撮影。
今度は、車両を前から撮影。
こちらも、車両前面の方向幕を撮影しました。
8時25分発の下関行きは、2023年3月のダイヤ改正で 8時30分発の宇部行きに変更されています。
(到着時刻は8時20分のまま変わらないため、この駅での停車時間が5分⇒10分に増加しました)
その一方で、7時8分発の厚狭行きが下関行きに延長されたため、宇部新川駅を発車する下関行きの運行本数は2本のまま変わりません。
しゃがんで車両を撮ると、こんな感じ。
先ほどの下関行きが発車した後、発車標に この日2本目の下関行きが表示されました。
2023年3月のダイヤ改正で、発車時刻が8時44分発⇒8時47分発に変更されています。
1番のりばに、この日2本目の普通 下関行きが到着しました。
車両は 2両編成の105系です。
1本目は新山口発でしたが、2本目は宇部岬発となっています。
後ろから撮ると、こんな感じ。
この駅で2分間停車しました。
以上、宇部新川駅で撮影した 「下関行き」 を紹介しました。
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