宇部新川駅を発車する列車は、宇部線の上りは新山口行き、下りは宇部行き、小野田線は小野田行きがほとんどです。
しかし、朝の時間帯には 長門本山行き・宇部岬行き・厚狭行き・下関行きも設定されています。
今回、2019年3月に宇部新川駅を訪れ、そんな朝の時間帯にしか見られない行き先を撮影しました。
※2023年8月6日追記※
宇部線からの厚狭行きは、2023年3月のダイヤ改正でなくなりました。(下関行きに変更)
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朝6時台に宇部新川駅を訪れました。
最初のお目当ては、朝に1本だけ設定されている 小野田線の長門本山行き。
途中の雀田駅から本山支線に入ります。
本山支線(雀田~長門本山)は、朝に2往復、18時台に1往復の計3往復しか運転されない超閑散路線です。
近づいて、発車標の表示を撮影。
長門本山行きの表示が出ていました!
英語表示は、こんな感じ。
ついでに、種別表示も拡大して撮影。
宇部線と小野田線は ほとんどの列車がワンマン運転をしていますが、朝の時間帯には 車掌が乗務している列車もあります。
種別欄に 「ワンマン」 ではなく 「普通」 と表示される列車は少ないです。
1番のりばに停車中の長門本山行きを撮影。クモハ123形です。
前面の方向幕は無表示となっていました。
車両側面には、長門本山行きの方向幕が出ていました。
今度は、後ろから車両を撮影。
3番のりばに停車中の新山口行きも入れて撮ってみました。
この列車に乗って 長門本山まで行きたいところでしたが、7時台にも朝だけ見られる行き先があるので、今回は断念・・・。
(後日、改めて宇部新川駅を訪れ、長門本山行きに乗車しました)
次のお目当ては、宇部岬行き と 厚狭行き です。
新山口方面の列車は ほとんどが新山口行きですが、朝に2本だけ宇部岬止まりの列車が設定されています。
宇部方面の列車は、1日に3本だけ 宇部駅から山陽本線に直通します。
厚狭行きは、1日に1本しか設定されていない行き先です。
2019年時点では夕方にも1本設定されていましたが、2020年3月のダイヤ改正で宇部行きに短縮されています。
山陽本線に直通する列車の場合、行き先に 「宇部方面」 が付きます。
「○○方面」 の付いた行き先表示は、JR西日本の京阪神地区や岡山・福山地区などで見られますが、まさかこの駅の古い発車標に表示されるとは思いもしませんでした。
英語表示です。
厚狭行きは 「Asa(Via Ube)」 と表示されています。
JR西日本の発車標で、行き先欄に 「(Via ○○)」 表示が出るのは、この駅だけではないでしょうか?
3番のりばに停車中の宇部岬行きを撮影。 クモハ123形でした。
長門本山行きと同様、車両前面の方向幕は無表示となっています。
車両側面には、宇部岬行きの方向幕が出ていました。
今度は、前から車両を撮影。
隣のホーム 1番のりばに移動し、停車中の厚狭行きを撮影。
こちらは、105系でした。
車両前面の方向幕を拡大して撮影。
この列車は当駅始発ですが、方向幕には小さく 「宇部線経由」 と書かれています。
車両側面の方向幕です。
最後は、朝に2本だけ設定されている下関行きをご紹介。
厚狭行きと同じく、行き先に 「宇部方面」 が付いています。
一番上の段には、またまた宇部岬行きが表示されていました。
英語表示は、こんな感じ。
「Shimonoseki」 の文字がかなり窮屈ですね。
1番のりばに停車中の下関行きを撮影。 105系です。
車両前面の方向幕を拡大して撮影。
後ろの車両はクモハ123形でした。
下関行きは、105系とクモハ123形を連結して 3両編成で運転されます。
この列車に乗って、下関駅へ向かいました。
以上、宇部新川駅で 朝だけ見られる行き先を紹介しました。