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※岡山駅に停車中の特急 「やくも」 出雲市行き。 381系です。(2021年12月撮影)


岡山~出雲市駅間を結ぶ特急 「やくも」。

1982年に伯備線が全線電化して以来、国鉄車両の381系が使われ続けてきました。

2022年2月現在、国鉄特急型電車で運転される定期列車は、特急やくもの381系のみとなっています。


2022年2月16日、JR西日本が 「2024年春以降、特急やくもの車両を 381系から新型車両の273系に順次置き換える」 と発表しました。

先日、このブログでそのことを取り上げましたが、もう1つ驚きの発表がありました。

やくもの381系1編成を、懐かしい 「国鉄色」 に塗り替える というのです。


【JR西日本 ニュースリリース(PDF)】
特急「やくも」への新型車両の投入について
2022年2月社長会見

★前回の記事★



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※城崎温泉駅に停車中の特急 「きのさき」 京都行き。 国鉄色の381系です。
(2014年1月撮影)



国鉄色とは、上の写真のような クリーム色と赤色のツートンカラーです。

JR西日本管内では、「こうのとり」 や 「きのさき」 など北近畿方面の特急列車で使われていた381系が2015年10月30日をもって運行終了して以降、定期運行の国鉄色の特急列車は姿を消していました。

今回、2022年3月に 特急 「やくも」 の運行開始から50周年を迎えるのを記念して、381系1編成(6両)の塗装を国鉄色に変更します。


この "リバイバル編成"  の運行開始は、ダイヤ改正の1週間後となる 2022年3月19日(土)から。

以下の列車が、国鉄色の381系で運行されます。


【下り】

やくも9号(岡山11:05発)

やくも25号(岡山19:05発)


【上り】

やくも8号(出雲市7:21発)
※3月12日のダイヤ改正で、出雲市7:22発から7:21発に変更されます。

やくも24号(出雲市15:30発)






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